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2015年 BMW選手権
期間:09/17〜09/20 コンウェイファームズGC(イリノイ州)

松山英樹、3カ月ぶりのトップ10に「すごく嬉しい」

力強いガッツポーズも、吠えるような雄叫びもなく、ただそっとキャップのつばをつまんで口元を引き締めるだけ。米国男子ツアーのプレーオフシリーズ第3戦「BMW選手権」の最終日、松山英樹はいつも通りの淡々としたプレーを続けながら、着実にリーダーボードを上っていった。6バーディ、1ボギーの「66」(パー71)で通算13アンダーの7位フィニッシュ。今季9回目のトップ10は、6月の「ザ・メモリアルトーナメント」以来、実に3カ月ぶりのことだった。

「去年はメモリアル以降、一度もトップ10に入れなかった。今年、ここで入れたのはすごく嬉しい」。ラウンド中、途切れることのなかった集中力。ホールアウト後にようやく見せた、ホッとしたような表情が印象的だった。

風も穏やかだった最終日。松山はスタートホールの1番で、いきなり残り128ydの第2打をピンそば10cmに突き刺してタップインバーディ発進。その後も計5つのバーディを奪い、ボギーは、球に泥がついて2打目があらぬ方向に飛んでいった10番の1つに抑えた。その10番もグリーン右のクリークに入れ、ドロップ後の深いラフからの4打目をロブショットで1.5mに寄せてのナイスボギー。「良くセーブ出来た」とうなずいた。

松山は「最終日のパッティングがちょっと課題だった」と打ち明けたが、この日の上がり3ホールは圧巻だった。16番は4m、続く17番は2mと、パーオンを逃したあとの微妙なパーパットをねじ込んで、最終18番は3mを沈めてのバーディフィニッシュ。「次につながるというか、単純に嬉しかった」と、白い歯を見せて笑った。

この日のスタート前、海の向こうのニュースは、もちろん松山の耳にも届いていた。「ラグビーは詳しくないけど、石川遼が優勝したってことが…」と、自ら触れたのは帰国後初戦の国内ツアーで優勝した石川のこと。「会場は違えど、勝つってことは大変だし、やっぱり日本に帰ってすぐ勝つってことは難しい。そりゃ嬉しいですよ、自分が出ていない試合だったら(笑)」と、戦友の活躍に刺激を受けた。

松山にとっては、次週が今季最終戦となる。もう1試合、今季のPGAツアーで戦える特権をつかんだのは、フェデックスランクの上位30人だけ。15位につける松山は2年連続での出場となる。「10ミリオンのボーナスは魅力だけど、やっぱり優勝が欲しい。それに向けて今週のゴルフはすごく良かった」。いざ、アトランタへ。その足取りは軽やかだ。(イリノイ州レイクフォレスト/今岡涼太)

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