ニュース

米国男子RBCカナディアンオープンの最新ゴルフニュースをお届け

ラウンド中にキャディをパワハラ解雇? ギャラリーが代役完走

米国男子ツアーで、出場選手がプレー中にキャディを“解雇”するトラブルが起こった。カナダ・トロント近郊のグレンアビーGCで開催中の「RBCカナディアンオープン」初日、ロバート・アレンビー(オーストラリア)が帯同キャディのミック・ミッドルモのクラブジャッジを責め、途中からギャラリーがバッグを担ぐという珍事に発展した。

問題が起こったのは前半14番(パー5)、フェアウェイから残り135ydの第4打で、7Iを握ろうとしたアレンビーは、ミッドルモのアドバイスを聞いて8Iでショットしたが、ボールはグリーン手前のクリークに落ちた。

同ホールをトリプルボギーとする原因となり、アレンビーは「毎週こんなことばかりやっているじゃないか。3カ月、4カ月、5カ月も! おれたちは同じミスばかり続けている。こんな状況でお前は何にも役に立っていない!」と激高。反抗的な態度を見せた相棒に対し「最悪だ。2度とキャディは任せない」と言い放ったという。

一方、ミッドルモは「風向きが変わるのを待とうという話しかしていない。8Iだとクリークに落ちるからと。(アレンビーが言う)7Iについての話し合いはなかった。グリーンから10mも手前に落とす、ただのミスショットだった」とし、両者の話は食い違っている。周囲に聞こえる大声で罵倒され「あんな行為はオフィスだったらどこの国だってイジメだ」と反論した。

ミッドルモは折り返しホールの18番までバッグを担いだが、直後に退場。すると、アレンビーはロープサイドにいたギャラリーにバッグを担ぐようお願いした。

急きょ大役を引き受けたのは地元オンタリオ州の学校で校長先生を務める61歳のトム・フレイザーさん。友人と観戦に訪れていたところ「最初はキャディさんがトイレに行っているのかと思った」と驚きながらも代役を引き受け「人生のすごい経験になった。いつも担いでいる自分のキャディバッグよりも少し重かったね」と後半9ホールを“完走”した。

アレンビーは結局「81」を叩き、9オーバーの最下位で第1ラウンドを終えて棄権した。なお、オーストラリアのメディアが報じたところによると、アレンビーのキャディが試合期間中にコースを去ったのはこれが4度目だという。

関連リンク

2015年 RBCカナディアンオープン




特集

宮本卓×GDO 旅する写心
ゴルフフォトグラファー宮本卓×GDOのスペシャルコラボコンテンツ。国内外のゴルフ写真を随時更新中!!
HIGHLIGHT 大堀裕次郎
プロゴルファーの躍動感溢れる身体と、プレー中とは異なる表情を、光と影のシンプルな世界観で表現したフォトギャラリー「HIGHLIGHT」。

今週の特集記事  【ブルーダー】 ~もっと自分らしいゴルフ&ライフスタイルを~