松山のメジャー初制覇は夢物語ではないというのが米ツアーの評価だ

ノースカロライナ州のパインハーストNo.2で12日（木）に開幕する「全米オープン」。PGAツアーが公式サイト上の優勝予想で松山英樹を8位に挙げた。

「パワーランキング」の題名で、トーナメントごとに優勝候補を順位付けするコーナー。今年のメジャー第2戦開幕を目前に控え、ツアーはその筆頭に世界ランキング1位のアダム・スコット（オーストラリア）を据えた。2位には大会2勝目を狙うロリー・マキロイ（北アイルランド）。昨年、大会史上最多の6度目の2位となったフィル・ミケルソンがそれに続いた。

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4位からバッバ・ワトソン、マット・クーチャー、ジェイソン・デイ（オーストラリア）、ウェブ・シンプソンと続き、その次に名前が挙がった松山。選手個々に付随する寸評では「ザ・メモリアルトーナメントで優勝してから1週間のオフをとった。メリオンで行われた昨年大会で全米オープンデビューを果たし10位。スクランブリング率（パーオンを逃したホールでのパーセーブ率）で23位、平均スコア（調整後）で16位の数字を残している」と根拠が挙げられた。

以下では、昨年王者のジャスティン・ローズが14位。松山と予選ラウンドを同組でプレーする20歳、ジョーダン・スピースは15位。50歳のミゲル・アンヘル・ヒメネス（スペイン）が20位にランクイン。ヒメネスは「年齢はさておき、今年はマスターズで単独4位、スペインオープンで優勝、前週のオーストリアでは5位タイだった」と評された。