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今日のタイガー/帝王ニクラスのメジャーラストゲームは、タイガーが賜杯を手に見送る!!

全英オープン事前情報

「マスターズ」優勝、「全米オープン」では2位という結果に終わった今年のタイガー・ウッズの「メジャー年間グランドスラム」の夢は途絶えてしまったが、メジャー10勝目を狙って今週はゴルフの聖地セントアンドリュースでの「全英オープン」を戦う。 タイガーにとって、セントアンドリュースでの全英オープンは3回目となる。アマチュア時代の1995年大会は通算7オーバーの66位、2000年大会は19アンダー、2位に8打差をつける圧勝でキャリアグランドスラムを達成している。他にも1998年の国別対抗ダンヒルカップでもプレーをした経験がある。 今シーズンのタイガーは、右に行くプッシュアウトに苦しんでいた昨年に比べて安定度は増している。さらに460ccのドライバーと新型スプーンにグラファイトシャフトを入れパワーアップ。距離のアドバンテージをまた取り戻した。1年以上かけてハンク・ヘイニーコーチと試みていたスイング改造も実ってきている。上半身と下半身のハーモナイズやインパクトゾーンのフェースローテーションが良くなってきている。 問題はパッティングだ。タイガー自身も2週間前のウエスタンオープンのインタビューで語っていた「良い時と悪い時のパッティングの調子の違いがありすぎる」ということだ。悪いときはスピード感がずれるのと、上りのパットで引っ掛けるケースがある。パッティングの練習時間をかなり増やしているようだが、今週はどんなパッティングの調子になるのだろうか?

セントアンドリュースは2000年大会よりも5ホールで距離が伸び、全長7279ヤードとなった。パー72のコースだが、パー3とパー5が2個ずつしかなく、パー4が14個もある。 風の状況によるが今年も地面がとても硬いということで、ワンオンを狙えるパー4は4つ。9番(352ヤード)、10番(380ヤード)、12番(348ヤード)、18番(357ヤード)の4ホールだ。北からの風が吹くことになると、上がりの7ホールはタイガーの嫌いな左から右のスライス風となる。強い北風が吹くとドライバーではなく、スプーンまたは高さを抑えたスティンガーショットが見られるだろう。 発表されたティタイムを見ると、タイガーは初日8時20分、2日目13時31分。初日のプレーの後に調整できるいい時間となっている。そして同伴競技者は友人のロバート・アレンビー(豪)と J・M・オラサバル(スペイン)。

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ジャック・ニクラスの最後のメジャー戦となる今年の「全英オープン」。過去、ニクラスの【サヨナラ】メジャー試合となった2000年「全米オープン」、「全米プロ」、そして今年の「マスターズ」をいずれも制したのはタイガーウッズ。二クラスのメジャー優勝回数【18】という記録を目標にしているタイガーにとって、今回の大会は自身のパフォーマンスで二クラスに【Farewell】を贈ってくれる事になるだろう。

解説/アンディー和田

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