12名中5名が世界ランキングの順位を落としてしまったために、「WGC－AMEX選手権」への参戦権を得られず、大事なライダーカップの前週にトーナメントに参戦できない状態となり、欧州選抜チームは決して良い状態にあるとは言えない。しかし選手達の「士気」は落ちていないようだ。

ダレン・クラーク
「欧州選抜の全員がこの大会を楽しみにしているし、必ず勝ちたいと願っている。前回大会では、最終日のシングル戦までリードしていたのに逆転負けをした。あの時の選抜メンバーも今回いるし、皆、前回大会の雪辱をはらしたいと思っている」

フィリップ・プライス
「初参戦だから、とにかく楽しみたい。勝っても負けても、将来振り返ったときに欧州選抜メンバーとして恥じることないように戦いたい。自分は、この欧州選抜が勝てると信じている」

トーマス・ビヨーン
「自分たちは、ライダーカップに勝つことで欧州ツアーに恩返しをしたい。この気持ちはニック・ファルドやセベ・バレステロスの時代から始まったものだ。彼らがライダーカップで活躍し、欧州の選手層の厚さを世界にアピールしてくれたから今の欧州ツアーがある。ライダーカップのメンバーになることは、プロゴルファーになった皆の夢だ。幸運なことにその欧州選抜として優勝を経験している。それは今でも自分のキャリアの中で最高の出来事なんだ」

ベルンハルト・ランガー
「全24名が勝者だ。ここに選ばれるのがどれだけ大変か考えれば分かるだろう。自分たち全員がベストプレーヤーだから選ばれ、国やツアーを代表できるんだ」