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デュバル復活!? 本人を直撃

昨年の「全英オープン」で初のメジャー・タイトルを得たものの、体調不良などもあって今季は元気のないデビッド・デュバル。しかしこの週末「モメリアル・トーナメント」で3日目に67、最終日には66と久々にメジャー・チャンプらしいプレーを披露。4位タイに浮上し、今季のベスト・フィニッシュ。「全米オープン」を2週間後に控え、5ヵ月間のスランプから立ち直ったのだろうか?

腹痛やら、スノーボードが原因で肩を痛めたりと試合からの「棄権」が相次いだデュバル。先週の「メモリアル」まではフラストレーションのたまる5ヵ月間を過ごしてきた。シーズン開幕からトップ10入りするのに、こんなに時間がかかったことは初めて。今年は12試合目にしてやっと4位タイ。95年にプロ入りした時でも12試合目までに4度のトップ10入りを果たしていた。デュバルのスランプとの戦いは、2000年から引きずっている背中の痛みに付け加え、パットの不調とそして長年の恋人との別れも影響している様子。

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デビッド・デュバル(2月15日)「3週間休みをとって自分のプレーの見直しと、それから自分の感情のコントロールと、いろいろ大変だったんだ。ゴルフをしていても楽しくないんだ。感情を抑えるのがやっとだよ」

この辛さから立ち直ったと思えた時に、腹痛での棄権、その後は乱れるショットに悩まされた。

デビッド・デュバル(5月)「背中を痛めてから、ショットが安定しない。昔のようにコンスタントに同じスイングができていないんだ。ボールの飛びをコントロールできていない。だからプレーそのものも乱れるんだ」

しかし多くの困難を乗り越えて、この週末デュバルは4日間を75-69-67-66と、上がり54ホールのスコアでは今季ベストとなった。

デビッド・デュバル(メモリアル直後)「ラウンド全体を通してというわけじゃないけど、特に最終日には以前と同じ自分らしいショットが何度か出た。やっと感覚が戻ってきたようだ。とても嬉しいよ」

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