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2012年 全米オープン
期間:06/14〜06/17 場所:オリンピッククラブ(カリフォルニア州)

世界ランクトップ3は出遅れ

木曜日の第1ラウンド、同じ組に入ったワールドランキング上位3。この組が奪った合算バーディ数は、驚くことに僅か3つだった。

「それだけ難しいということ」と振り返るのは昨季のPGAツアー最優秀選手でナンバー1のルーク・ドナルド。ドナルドのバーディは0。9オーバー「79」で事実上、優勝争いから早くも脱落。全米オープンのディフェンディングチャンピオン、ロリー・マキロイも連覇の夢が遠のく7オーバー「77」発進。13番(パー3)が唯一のバーディホールだった。

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3人目のリー・ウェストウッドがこのグループではベストラウンドとなる3オーバー「73」。残りの2バーディを奪い、最初のホールでのダブルボギーを帳消しにした。スコアには現れないかもしれないが、ウェストウッドはバックナインに入ってから非常に良いゴルフを展開。後半をノーボギーで終え、パー5、17番ではバーディを決めた。

マキロイは13番でバーディを奪って4オーバーとしたが、終盤に崩れて最後の4ホールで3ボギー。皮肉なことに、その4ホールで唯一ボギーとしなかったのが、この日2番目に難しいホールだった670ヤードのパー5、16番だった。「全てが正確でないとダメ。少しでも外すと酷い目に遭う。ティショット、アイアンショットが正確で、ピンに対しても正確な場所に落とさないといけないけど、今日はどれもできなかった」。

北アイルランド出身のマキロイはディフェンディングチャンピオンとしてのプレッシャーはなく、今週も他の試合と変わらない気持ちで挑んでいるとのこと。「できる限りのスコアで上がってこようと思っていた。今日はうまくいかなかったが、明日は朝のラウンドで、良いラウンドで回って最低でも週末に残れるように頑張る」。

「パターが不調だった」と振り返ったドナルドはこの日36パットを要した。そして「それがなければまだスコアはまとめられていた」と。

プレーで苦戦が続いたため、3選手の間ではあまり会話もなかった。「みんな自分のゴルフに集中していた。話したけどほんの少しだけだ。全米オープンは常に集中していなければいけない。リーはバックナインで良いゴルフをしていたけど、ロリーと俺は苦しんでいたから」とドナルドは寂しげに初日を振り返った。――By Mike McAllister, PGATOUR.COM

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