W.シンプソンが33位に急浮上 遼は44位に後退/男子ランキング
◎ワールドランキング(2011年度第34週)
PGAツアー「ウィンダム選手権」でツアー初優勝を挙げたのは26歳のウェブ・シンプソン。2008年に名門ウェイクフォレスト大学を卒業し同年の予選会を一発合格、ツアーメンバー3年目のシンプソンはこの優勝で世界ランク55位から33位までジャンプアップ。アメリカでは2週連続で大きな試合が続いていたということもあり世界ランク上位の選手は大会に出場せずにオープンウィークとなっていた。上位トップ10は変動なく、ルーク・ドナルドは13週間連続で世界ランク1位をキープしている。
日本勢はオープンウィークとなっていた石川遼が前週比1ランクダウンの44位。全米プロ選手権で45位フィニッシュし、直後の参戦となった関西オープンで12位だった池田勇太は63位と3つ順位を下げている。日本人選手は世界ランク200位以内に13人がランクインとなっている。
選手名/先週の試合結果/世界ランキング(前週比)
1位/ルーク・ドナルド(イングランド)/出場せずオープンウィーク/変動なし
2位/リー・ウェストウッド(イングランド)/出場せずオープンウィーク/変動なし
3位/スティーブ・ストリッカー(アメリカ)/出場せずオープンウィーク/変動なし
4位/マーティン・カイマー(ドイツ)/出場せずオープンウィーク/変動なし
5位/ロリー・マキロイ(北アイルランド)/出場せずオープンウィーク/変動なし
6位/フィル・ミケルソン(アメリカ)/出場せずオープンウィーク/変動なし
7位/アダム・スコット(オーストラリア)/出場せずオープンウィーク/変動なし
8位/ジェイソン・デイ(オーストラリア)/出場せずオープンウィーク/変動なし
9位/ダスティン・ジョンソン(アメリカ)/出場せずオープンウィーク/変動なし
10位/ニック・ワトニー(アメリカ)/出場せずオープンウィーク/変動なし
・
33位/ウェブ・シンプソン(アメリカ)/ウィンダム選手権優勝/22ランクアップ
・
36位/タイガー・ウッズ(アメリカ)/出場せずオープンウィーク/3ランクダウン
★主な日本人選手は以下の通り
選手名/先週の試合結果/世界ランキング(前週比)
石川遼/出場せずオープンウィーク/44位(1ランクダウン)
池田勇太/関西オープン12位/63位(3ランクダウン)
藤田寛之/出場せずオープンウィーク/82位(1ランクダウン)
平塚哲二/関西オープン36位/88位(2ランクダウン)
谷口徹/関西オープン18位/120位(1ランクダウン)
松村道央/関西オープン予選落ち/139位(変動なし)
片山晋呉/出場せずオープンウィーク/152位(6ランクダウン)
小田孔明/関西オープン25位/154位(7ランクダウン)
薗田峻輔/関西オープン予選落ち/162位(6ランクダウン)
今田竜二/ウィンダムチャンピオンシップ予選落ち/163位(5ランクダウン)
高山忠洋/出場せずオープンウィーク/168位(2ランクアップ)
近藤共弘/関西オープン6位/191位(9ランクアップ)
丸山大輔/関西オープン58位/192位(9ランクダウン)
◎USPGAツアー賞金ランキング(賞金ランク対象45試合中37試合終了)
FEDEXカップレギュラーシーズン最終戦となる「ウィンダム選手権」を制したのはツアー3年目のウェブ・シンプソン(26歳)。連日60台のスコアを続け通算18アンダーまでスコアを伸ばしたシンプソンは優勝賞金93万6000ドルを獲得した。今シーズンは今回の優勝以外に2位が2回、トップ10フィニッシュは合計7回と上位に絡む機会が多く、賞金ランク5位、FEDEXカップランク3位と大きく上昇。
今田竜二は2日目上がり5ホールで3つのバーディを奪うものの予選通過ライン(3アンダー)に1打足らずに予選落ち。今シーズンは2度3位タイフィニッシュがある今田竜二は6月に賞金ランク53位となっていたが、現在は82位まで順位を落としている。FEDEXカップランクは85位。プレーオフ3試合目に進むにはFEDEXランクで70位以内に順位を上げないといけない。
今シーズン8試合しか試合に出場していないタイガー・ウッズは賞金ランク113位、FEDEXカップランクは132位。FEDEXカップ第1戦となる「ザ・バークレイズ」にはFEDEXカップランク125位までの選手のみが出場資格を得る為、ウッズは今週からスタートとするプレーオフ4試合には出場できない。
賞金ランク/選手名/試合数(優勝数)/賞金額/前週比
1位/ルーク・ドナルド(イングランド)/14試合(1勝)/4,517,748ドル/変動なし
2位/ニック・ワトニー(アメリカ)/17試合(2勝)/4,397,269ドル/変動なし
3位/チェ・キョンジュ(韓国)/18試合(1勝)/3,768,242ドル/変動なし
4位/スティーブ・ストリッカー(アメリカ)/15試合(2勝)/3,730,309ドル/変動なし
5位/ウェブ・シンプソン(アメリカ)/20試合(1勝)/3,661,043ドル/9ランクアップ
6位/デビット・トムズ(アメリカ)/17試合(1勝)/3,470,010ドル/変動なし
7位/キーガン・ブラッドリー(アメリカ)/24試合(2勝)/3,432,200ドル/2ランクダウン
8位/フィル・ミケルソン(アメリカ)/17試合(1勝)/3,317,035ドル/1ランクダウン
9位/アダム・スコット(オーストラリア)/14試合(1勝)/3,200,477ドル/1ランクダウン
10位/バッバ・ワトソン(アメリカ)/18試合(2勝)/3,ドル/3,196,797/1ランクダウン
・
82位/今田竜二/22試合/926,542ドル/4ランクダウン
・
113位/タイガー・ウッズ(アメリカ)/8試合/629,863ドル/5ランクダウン
189位/丸山茂樹/2試合/177,375ドル/3ランクダウン
FEDEXランクレギュラーシーズンランキング
1位/ニック・ワトニー
2位/スティーブ・ストリッカー
3位/ウェブ・シンプソン
4位/ルーク・ドナルド
5位/キーガン・ブラッドリー
6位/フィル・ミケルソン
7位/チェ・キョンジュ
8位/バッバ・ワトソン
9位/デビット・トムズ
10位/ゲーリー・ウッドランド
・
85位/今田竜二
・
132位/タイガー・ウッズ
(ランク125位まで選手がプレーオフ第1戦バークレイズに出場可能)
(バークレイズ終了時ランク100位までの選手がプレーオフ第2戦ドイツ銀行選手権に出場資格を獲得)
(ドイツ銀行選手権終了時ランク70位までの選手がプレーオフ第3戦BMW選手権に出場資格を獲得)
(BMW選手権終了時ランク30位までの選手がプレーオフファイナル、ツアー選手権に出場資格を獲得)