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2011年 マスターズ
期間:04/07〜04/10 オーガスタナショナルGC(ジョージア州)

【GDOEYE】名キャディのオーガスタ“攻略”アドバイス

今季のメジャー第1戦「マスターズ」まで2週間を切った。米国男子ツアーは次週も試合はあるのだが、「アーノルド・パーマーインビテーショナル」が行われているフロリダ州ベイヒルGC&ロッジの話題も、既にオーガスタへまっしぐらという印象だ。

選手は「今は目の前の試合のことだけ」と繰り返すけれど、既にオーガスタナショナルGCでの練習ラウンドを重ねている選手も多い。日本から初出場となる藤田寛之も、2週前の「WGCキャデラック選手権」直前、初めて当地でプレーした。

昨年王者のフィル・ミケルソンもオーガスタを入念にチェックする一人。毎年、少しずつマイナーチェンジされるコースに目を光らせる。今年に入ってから複数回ラウンドを行っているようで、藤田も同クラブで見かけたそうだ。

ミケルソンのキャディを務めるジム・マッケイ氏はオーガスタでのプレーについて「練習ラウンドを数多くこなすことは大切なこと。マスターズは同じコースで開催されるから、(毎年コースをチェックした)メモが重要になってくる」と言う。やはり長年の経験値がものをいうらしい。では初出場となる選手にせめてもの対策は?「たくさんのギャラリーが来ることを想定しながら練習するべきだ。ギャラリーが入ると、コースの見え方が変わるからね」と助言した。

ラフが少なく、広野のようなオーガスタナショナルは、ひとたびコースにロープが張り巡らされ、大観衆が入れば、まったく違うホールロケーションになるという。4日間で数万人を集める祭典ならではの“金言”かもしれない。

ちなみにそのミケルソン、この「アーノルド―」の大会終了後、来週は「シェル・ヒューストンオープン」にも出場予定だが、この期間中にまた当地で練習するそう。3日あまりでオーランドからオーガスタ、そしてヒューストンへとプライベートジェットを飛ばす。

18ホールそれぞれに“顔”があり、世界で最も有名なコースと言っても過言ではないオーガスタナショナル。ミケルソンはこれまでマスターズに18回出場し、3度優勝。目をつむって歩けそうなくらい、コースの隅々まで知っていそうなものなのに…。ここまで攻略に頭を悩ませるのがオーガスタ、ここまでゴルファーのハートをここまで熱くさせるのがマスターズのタイトルなのだろう。

2連覇を目指すレフティの眼には、練習ラウンドの日もコースサイドにぎっしり埋まるパトロンの姿が見えているのかも。(編集部・桂川洋一)

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