「ことし一番いいゴルフができた」米ツアールーキー平田憲聖が「64」「65」の2日間
◇米国男子◇ザ・CJカップ バイロン・ネルソン 2日目(22日)◇TPCクレイグランチ(テキサス州)◇7385yd(パー71)
初日「64」をマークした平田憲聖はこの日も「65」で回って通算13アンダー、ホールアウト時点では首位タイでクラブハウスに戻って来た。スコアカードを提出し、インタビューエリアに呼ばれると、開口一番「ことし一番いいゴルフができました」と笑顔を見せた。
下部コーンフェリーツアーから昇格1年目のルーキーイヤーは「いつもスコアを伸ばせそうで伸ばせず、 ちょっと崩して終わることが多かった」と本人が言うように、出場10試合(ダブルス戦1試合を除く)で最高順位は1月の初戦「ソニーオープン」の24位。予選落ちも5回を数え、思うような成績を残せなかった。ところが、今週は見違えるようなプレーぶりだ。「ことし初めて…いや、ソニーぶりぐらいに予選(通過)を気にせずにプレーできました。プレーに集中できたので、しっかり上を見てやれたというか、その点で心の余裕もありました」と会心の2日間を振りかえった。
これまでのうっ憤を晴らすかのような好スコア連発については「特に何かを変えたというわけではないですけどね」と首をかしげる。「ただ、コースとの相性というか、芝は自分に合っているかもしれません。フェアウェイも止まってくれる」と、雨でウェットになったゾイジア芝が戦いやすい。実際、フェアウェイキープ率は初日100%(14/14)、この日71.43%(10/14)でスコアメークに貢献しているのは間違いない。
この5カ月間、苦労した経験も生きている。「こっちのコースは一回のミスがしっかりミスになります。絶対にミスしてはいけないショットもある中で、今週はそこまで大きなミスをしていない。そこが成績につながっているかな」と冷静に分析した。
後半の4番(パー3、150yd)では、本人が「ベストショット」と認める一振りでピンそば1.2mにつけてバーディを奪い、ギャラリーを沸かせた。「この順位でやれているんでショットの状態も悪くないと思いますが、 めちゃくちゃいいかって言われると、そうでもない」と、まだ余力も残しているようだ。
「今日もそうでしたけが、やっぱりこの順位でしか得られない感覚はあります。明日も上位で回れるのは間違いないと思うので、その順位や雰囲気を楽しみながら、変わらず自分のゴルフに徹したいと思います」。3日目は首位2人との最終組に入った。リーダーボードに世界ランキング1位のスコッティ・シェフラーや、メジャー5勝のブルックス・ケプカらビッグネームが並ぶ中、初タイトルへ堂々と挑むつもりだ。(テキサス州マッキニー/服部謙二郎)