生後11日の次男もオーガスタへ シェフラーは“パパ初”のグリーンジャケットが欲しい
◇メジャー第1戦◇マスターズ 事前(7日)◇オーガスタナショナルGC(ジョージア州)◇7565 yd(パー72)
世界ランキング1位のスコッティ・シェフラーは、「マスターズ」に向けて最後にプレーする予定だった2週前の「テキサスチルドレンズヒューストンオープン」を欠場した。出産を控えた妻・メレディスさんに付き添い、3月27日に第2子となる次男・レミーくんが生まれた。新たな家族とともにオーガスタに入り、「赤ちゃんと過ごすのはいつだって楽しい。レミーはまだとても小さいので、1日の大半を眠って過ごしているよ。僕も十分な睡眠がとれている。妻は本当に頼もしい」と幸せいっぱいの様子だ。
7度目の出場にして、すでに2022、24年と大会2勝をマークしている。長男・ベネットくんが生まれたのは24年5月で、パパとして初めてのグリーンジャケットには3勝目を超えた特別な意味がある。「この場所はプロとして、ゴルフ人生において非常に大きな意味を持っている。それは、ぜひ子どもたちとも分かち合いたいことなんだ」
過去6大会はいずれもトップ20を外しておらず、もはや相性など関係ないかのように思えてしまう不動の世界ランキング1位にとってもお気に入りのコースといえる。ことしは晴天が続く見込みで、すでにしっかりスピードが出ているグリーンがさらに硬く、速くなっていくことも歓迎。「この大会の天気予報としては、ここ最近で最高だと思う。今週のグリーンでプレーできることが本当に楽しみ」とうなずいた。
年ごとに行われるコースの些細なアップデートが選手にも明かされないケースが多いオーガスタにおいて、シェフラーはグリーン周りの状況とグリーンスピードに最大限の注意を払って臨むという。「グリーンが変化し始めると、戦略の多くも変わってくる。軟らかくてウェットな時はより長いクラブを、硬く速くなった時は逆に短いクラブを使うことになる。硬さにうまく対応していかないといけない。コースがどのようなコンディションになるかを予測して準備を整えておくことが重要。水曜日にチェックしても、木曜日に実際にプレーする時には状況が変わっているからね」。シンプルにして、王道を徹底する。(ジョージア州オーガスタ/亀山泰宏)