松山英樹がオーガスタで調整開始 練習グリーンで使うアライメントスティックの狙いは
◇メジャー第1戦◇マスターズ 事前(6日)◇オーガスタナショナルGC(ジョージア州)◇7565yd(パー72)
5年ぶりの大会2勝目を狙う松山英樹が祭典の舞台・オーガスタナショナルGCでの調整をスタートした。悪天候によって進行が遅れた直前の「バレロテキサスオープン」は最終日に合計24ホールをプレーして通算9アンダー21位でフィニッシュ。ホールアウト後、日曜日の夜にはオーガスタ空港に到着した。
開幕3日前のこの日は片岡尚之とアウト9ホールの練習ラウンドをともにした。昨年「日本オープン」を制して初出場となる東北福祉大の後輩とは6学年違いでもあり、これまであまり面識はなかったという。自らのチェックポイントを淡々と消化しつつ、聞かれたことをてらいなく答えるスタイルはいつも通り。調整ぶりにも13年連続15回目の落ち着きがにじむ。
テキサスでは1Wショットに安定感があった。練習ラウンド後のドライビングレンジでの球数も多くはなく、ショートゲームを挟んでからパッティンググリーンでオーガスタならではの調整を行っていた。
時間をかけていたのは、アライメントスティックを使いながら実際の傾斜と自らの感覚、ライン読みをすり合わせていく作業。今季は本戦スタート前、朝のパッティンググリーンでもストローク、タッチの確認後に傾斜測定器を用いて丁寧にラインを読む工程を欠かさない。オーガスタでは普段認められている傾斜測定器の使用が禁止されており、いつものルーティンを組めないことを見越した準備とみられる。(ジョージア州オーガスタ/亀山泰宏)