2026年 バレロテキサスオープン

ドライバーの安定感はマスターズへ吉兆か 松山英樹が大一番へ“最終テスト”完了

2026年 バレロテキサスオープン 最終日 松山英樹
悪天候との戦いにもなった4日間を完走。松山英樹は21位で次週「マスターズへ」(Stacy Revere/Getty Images)

◇米国男子◇バレロテキサスオープン 最終日(5日)◇TPCサンアントニオ オークス・コース (テキサス州)◇7438yd(パー72)

松山英樹は9日開幕の今季メジャー初戦「マスターズ」(ジョージア州オーガスタナショナルGC)に向けた最後の実戦を通算9アンダー21位で終えた。

アジア勢初のマスターズ制覇を遂げた2021年から定着しているサンアントニオ→オーガスタと連戦を組むスケジューリングだが、昨年は予選落ちして勝負の地へ飛んだ。悪天候による順延で最終日に24ホールをプレーすることにはなっても、今回は安定したプレーで4日間を完走して次に向かうことができる。

今季はドライバーの制御に神経を使う試合もあり、シャフトのチョイスから試行錯誤を重ねた時期もあった。大会前には「まず“枠内”に入ることを最優先しなきゃいけない。その中でコントロールできれば。オーガスタは飛んで、枠内に行けばいい。そこからの勝負なので」と話してティショットへの意識をうかがわせていた。

今大会4日間のフェアウェイキープ率はフィールド10位タイの58.93%(33/56)を記録した。ここまで出場した8試合の中では、同2位タイ(69.64%)だった2月「ザ・ジェネシス招待」に次ぐ部門別順位。コースのロケーション的にドローボールが戦いのベースになるTPCサンアントニオで上々のスタッツをマークした点は、再びグリーンジャケットを狙う上でプラス材料と言えそうだ。

最終ラウンドの後半16番(パー3)では力感あふれるアイアンショットが左奥ピンのさらに奥のラフ、すり鉢状にグリーンを囲む斜面まで飛んだ。きつい左下がりのライからだった2打目を乗せられずにボギー。スコア貢献度を示す「ストロークゲインド」でアプローチ技術の指標となるアラウンド・ザ・グリーンは「-3.007」で部門別65位。ツアー屈指の寄せ名人が今週に限っては苦戦した。

ことしで13年連続15回目となるオーガスタの芝質、そこで求められる技術やイメージの出し方はもちろんインプットしており、6日(月)から行う現地での調整を通して感覚を研ぎ澄ませていくことになる。(テキサス州サンアントニオ/亀山泰宏)

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