必殺の寄せと鬼の集中 アジア唯一のチャンピオン/マスターズ注目選手Vol.1 松山英樹
◇メジャー第1戦◇マスターズ◇オーガスタナショナルGC(ジョージア州)◇7565 yd(パー72)
90回目を迎える今季メジャー初戦「マスターズ」が9日(木)に開幕する。栄光のグリーンジャケットを目指して、ことしも世界中からトッププレーヤーがジョージア州オーガスタナショナルGCに集まった。ゴルフの祭典を彩る91人から注目選手を紹介するコーナー。第1回は日本の松山英樹。
■ 松山英樹
年齢:34歳
世界ランキング:14位
優勝:PGAツアー11勝(メジャー1勝)、日本ツアー8勝
<マスターズ戦績>
出場:13年連続15回目
平均スコア:71.70(ベストスコア:65/2021・3R)
2010年「アジアパシフィックアマチュア選手権」を制して翌年初出場。27位で日本人初のローアマチュアに輝いた。15年5位、16年7位と頂点に迫り、10度目の参戦だった21年に日本人初のメジャー制覇を遂げた。アジア勢のメジャータイトルは09年「全米プロゴルフ選手権」のY.E.ヤン(韓国)以来2人目で、マスターズは初だった。過去14回の出場で予選落ちが14年だけ。相性の良さと豊富な経験値が光る。
<プロフィール>
グリーン周りでウェッジを巧みに操るアプローチ技術は世界最高水準と言っていい。今季スクランブリング率1位(73.68%)、サンドセーブ率2位(72%)を記録するグリーン周りの安心感は、ライバルたちにとって脅威でしかない。スーパーリカバリーの土台となる高いスキル、勝負どころや絶体絶命のピンチで発揮される並外れた集中力は“地形ボーナス”を得たかのようにオーガスタで研ぎ澄まされる。