マスターズ出場へ「努力している」 50歳になったウッズが抱える老いと現状
◇TGL presented by SoFi◇プレーオフ決勝(24日)◇ジュピターリンクスGC×ロサンゼルスGC◇SoFiセンター(フロリダ州)
ジュピターリンクスGCのキャプテンを務めるタイガー・ウッズが、プレーヤーとして今季リーグ初出場を果たした。10月に背中の手術を受けた昨年はトーナメントへの出場はなく、“実戦”復帰は昨年のTGL以来およそ1年ぶり。チームは敗れたものの、前半2番(パー5)では先制バーディにつながるセカンドショットを放つなど順調な回復ぶりを披露した。
ツアー出場に関していえば、2024年「全英オープン」(予選落ち)を最後にフィールドから遠ざかる。昨年12月に50歳の誕生日を迎えたウッズは、「体調は良好だよ。正直、久しぶりのプレーだったので私にとっては新鮮だった」と試合を振り返った。
一方、「普段のラウンドではもっとリズムに乗ってショットが打てる。でも、ここでは時々体が冷える感覚があった」とインドア型チーム戦ゆえの難しさもあったと話す。「これまで、ほかの選手たちはもっと簡単にプレーしているように見えた。でも、参加できてとても楽しかった」と久々の試合を戦った。
実戦復帰を経て、注目されるのは4月9日開幕のメジャー初戦「マスターズ」(ジョージア州オーガスタナショナルGC)についてだ。「(出場へ)努力はしている。ただ、いまの身体は20代のころのようには回復してくれない。この数年で何度かひどいけがを負って、それを乗り越えるのに時間がかかっている」と可能性を残す発言にとどめた。
直近で出場した2024年大会は4日間を戦い抜いて60位。グリーンジャケットには過去5回袖を通した。「私はあきらめない。この大会が大好きなんです。19歳のころからずっと、オーガスタでプレーすることを愛してきた」と思いは募るばかりだ。
大会まで残り2週間となったいま、良い兆候もある。この日、ドライバーショットの初速は時速175マイル(78m/s)超を記録した。「昔からスピードには恵まれていた。僕が生まれ持った幸運な才能の一つだよ。歳を取って身体も昔のようにはいかないけど、まだスピードは出せるんだ」。困難を乗り越え、レジェンドはオーガスタに戻れるか。