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どこまで続く「ミケルソン・フィーバー」?

練習ラウンドからフィル・ミケルソンの行く先々には大勢のギャラリーが待ち構えていた。マスターズで初メジャー優勝を果たし、ミケルソンへの高まる期待はギャラリーの大きさに現われていた。ギャラリーはミケルソンの1ショット1ショットに一喜一憂し、歓声や悲鳴をあげていた。

優勝争いに身を置いて迎えた最終日、中継する解説者がミケルソンのギャラリーの多さを「現代のパーマー」と評していた。そしてミケルソンはギャラリーの期待に応えるべく、13番からの4ホールで3つのバーディを奪い、一時は単独首位に躍り出る活躍を見せた。

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結果的にはグーセンが優り、優勝には手が届かなかったが、ギャラリーの声援に背中を押され、ミケルソンは見事な勝負を見せてくれた。

フィル・ミケルソン
「ニューヨークのファンはとても温かく僕や僕の家族を歓迎してくれました。多くの声援も頂きました。2002年もそうでしたが、ニューヨークでのプレーは本当に楽しませてもらいました」

◇「全米オープン」最多準優勝回数

4回:ボビー・ジョーンズ(22年、24年、25年、28年)、サム・スニード(37年、47年、49年、53年)、アーノルド・パーマー(62年、63年、66年、67年)、ジャック・ニクラス(60年、68年、71年、82年)

3回:フィル・ミケルソン(99年、02年、04年)

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