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初めてライダーカップ・アメリカチーム入りを果たしたJJ・ヘンリーのインタビュー

ライダーカップ・アメリカチーム・メンバー12人の中で、「ドイツ銀行チャンピオンシップ」に出場するのは、タイガー・ウッズとJJ・ヘンリーのふたりだけ。ライダーカップ初出場を果たすJJ・ヘンリーに、インタビューをしました。

記者
「笑顔がこぼれっ放しですね?」

JJ・ヘンリー
「ええ、2日間、アイルランドで充実した練習ができました。ちょっと疲れましたけどね。12人のメンバー全員とそのキャディ、そして、キャプテンのトム・レーマンと副キャプテンのコーリー・ペイビン、みんなでゴルフをプレーするだけではなく、親睦を図ることができて楽しかったです。釣りに行ったり、地元のパブで飲んだりと、短い日程をフルに生かすことができたと思います。今からライダーカップが待ちきれませんね。」

記者
「過去数ヵ月で、あなたの人生はガラッと変わったでしょう。ツアー初優勝に加え、世界ゴルフ選手権に初出場を果たし、ライダーカップにも初めて出ますよね?」

JJ・ヘンリー
「ええ、ツアー参戦6年目が、夢のような一年となりました。まだまだ向上の余地はありますし、キャリアのピークはこれからと信じていますが、今年ここまで様々な目標をクリアしてきたことを嬉しく思います。とにかく、アメリカのメンバーはみんな、“ライダーカップ”を楽しみにしています。ルーキーが4人いることを心配する声もありますが、今週、2日間の練習でチームワークや友情を築くことができました。もちろん、私達は優勝するためにアイルランドへ行きますが、楽しんでプレーしたほうが、いい結果につながると思います。」

記者
「ベテランからどんなアドバイスを受けましたか?」

JJ・ヘンリー
「最も心強かったのは、“君達はみんなに平等なチャンスを生かし、自力でチーム入りを果たしたのだから、自信を持ってプレーしなさい”、と言われたことですね。私はいくつのマッチに出られるかわかりませんが、アメリカチーム優勝のために全力を尽くすつもりです。私はおとなしい性格と思われているようですが、闘争心では誰にも負けません。それは、私のキャディがよく知っています。妻とトランプをする時でさえ、絶対に負けたくないですからね。」

記者
「初日の午前、オルタネート・ショットによるフォーサム・マッチに出場できたら、どれだけ緊張すると思いますか?」

JJ・ヘンリー
「2番ホールでティショットを打つ番だったら、そんな心配はしなくていいんですけどね。奇数ホールのティショットは、パートナーに任せたいですよ。冗談はさておき、誰でも緊張するのは当たり前ですし、適度の緊張感と共にプレーできれば問題ないと思います。雰囲気に慣れて落ち着くまで少し時間がかかるのは覚悟していますが、ライダーカップのような大舞台に立つことこそ私達の目標ですから、優勝のために頑張りたいですね」。

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