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来季シード権争いの渦中にいる選手たち

賞金ランキング125位以内に入れば、来季のフルシード権が得られる。これを逃せば出場試合数が大幅に減ってしまうだけに、当落線上の選手たちにとっては精神的にも厳しい戦いが続いている。その熾烈な争いも、いよいよ最終戦を残すのみとなった。

2008年のシード権獲得を狙うケビン・スタドラーは、「フライズエレクトロニクスオープン」と「ギン・シュールメールクラシック」で予選落ちを喫し、賞金ランキング127位へ後退。125位との差は2万1千ドル。そのスタドラーは、痛めた右腕をかばうようにクラブを振っていた。
初日は2つのコースのうち、マグノリア・コースでプレー。10番パー5、サードショットを寄せた後、バーディをマークしたスタドラーは、3アンダーの27位タイにつけている。

賞金ランキング126位のJ.B.ホームズは、2008年の終わりまでのシード権を手にしている。テッド・パーディは125位。129位のケビン・スタドラーは、2日目は、易しいパーム・コースでプレーする。

ケビン・スタドラー
「瀬戸際に立たされていると言うほど苦しい状況ではないと思っています。125位圏外でも2008年、ある程度の数の大会に出られますし、Qスクールでシード権を取り戻すことも可能です。それに、この大会で良い成績を収めれば、全てが解決しますからね。たとえ、125位以内に入れなくても、この世の終わりではありません。」

テッド・パーディ
「前半はうまくプレーできましたが、後半は、もたついてしまいました。リーダーボードで自分の名前を見た途端、集中力を失ってしまったのです。明日からの課題ですね。でも、前半は集中してプレーでき、ピンに絡めるショットが次々に打てました。後半は思い通りのゴルフが出来ず、ふたつスコアを落としたのは残念ですが、まだあと3日残っていますからね。」

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