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筋ジストロフィーと闘うモーガン・ホフマンに“勇気の賞”

30歳のモーガン・ホフマンが24日(月)、PGAツアーによって2013年に創設された“勇気の賞(Courage Award)”を受賞した。

リッキー・ファウラーとチームメートだったオクラホマ州立大時代にはアマチュア世界ランキング1位にも輝き、2013-14シーズンのフェデックスカップランキングで26位に入った実績もあるホフマン。27歳だった2016年、筋力が徐々に低下していく「筋ジストロフィー」と診断された。

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根本的な治療法が見つかっていない難病。2017年には当時婚約者だったチェルシー夫人とともに「モーガン・ホフマン・ファウンデーション」を立ち上げた。自らの治療法を模索するだけでなく、筋ジストロフィーをはじめとする神経筋疾患に苦しむ人を手助けする施設の建設を進めるなど、逆境に立ち向かってきた。

ケガや病気などを克服し、ゴルフ界に多大な貢献を果たしたプレーヤーに贈られる同賞。2度の心臓移植を乗り越えたエリック・コンプトン(2013年)、36歳の若さでこの世を去るまで白血病と闘いながらプレーしたジャロッド・ライル(オーストラリア/2015年)、皮膚粘膜眼症候群という難病に打ち勝った2016年「全米シニアオープン」覇者のジーン・サワーズ(2017年)と、これまで3人が受賞してきた。

同賞には2万5000ドル(約250万円)のチャリティ分配金も含まれ、ホフマンはPGAツアーを通じ「感謝とともに、光栄なこの賞を受けたい。PGAツアーのサポートは、僕たちの財団が人々を手助けする道のりを支えてくれるだろう」とコメントを寄せた。

ホフマンは「メジャー・メディカル・エクステンション(公傷制度)」の適用を受けて昨季11試合、今季もこれまで4試合に出場。さらに3試合の出場権を残している。

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