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「竜二は良いパートナー」日本は大健闘の3位で終える

今田竜二谷口徹が初めて挑む「オメガ・ミッションヒルズ・ワールドカップ」も、いよいよ最終日を迎えた。この日は、1個のボールを交互に打ち合うフォアサム形式。首位と8打差の6位タイからスタートした日本は、出だしの1番パー4で今田がピン奥2メートルを沈め、幸先良くバーディ発進とする。その後6番でボギーを叩くが、7番、8番と連続バーディ。2ストローク伸ばして前半を終える。

13番でボギー、14番でバーディを奪い返した直後の15番パー5。今田がティショットをフェアウェイ中央に運ぶが、谷口はグリーン手前にあるバンカーに打ち込み2オンに失敗。ここで、選手がスッポリ隠れてしまうほどアゴの高いバンカーから、今田が起死回生のチップインイーグル! ギャラリーから大歓声を浴びた。最終的には1イーグル、4バーディ、2ボギー。通算18アンダーの3位タイに浮上して終え、2人の初のワールドカップは幕を閉じた。

「初めて日本代表でしびれる試合をしました。竜二は良いショットを打ってくれるし、僕はパターだけは調子が良かったので、うまくチームとしてやれたと思います。良いパートナーです」と今田を称えた。悔やまれるのは、スコアをいかに伸ばせるかがポイントになるフォアボールで伸び悩んだことか。今田は「フォアボールの2日間、特に3日目がもったいなかった」と振り返れば、谷口も「フォアボールでもっと頑張らないといけなかった」と同じ反省の弁。とはいえ、ワールドカップの舞台で久々に上位争いを演じた今田と谷口。プレッシャーの中、日本代表として大きな存在感を世界にアピールしてくれた。

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