台風19号の接近により、決勝ラウンドを行わず、36ホールで競技を終えた「ブリヂストンオープン」。今季初勝利を決めた今平周吾選手が、賞金ランキングトップに立ちました。嬉しさを口にする一方で、前年度の賞金王の胸には複雑な思いもあるようです。

大会側が安全面を考慮し、初の無観客試合で行われた最終日。6位で終えた渋野日向子選手は、賞金ランキング1位の申ジエ選手との差を約600万円に縮めました。史上最年少の賞金女王へ向け、気持ちは前向きです！

2015、16年と2度、賞金女王に輝いたイ・ボミ選手が、250万円を上積みし、賞金ランキングを40位まで浮上させました。同51位との賞金差は600万円以上に拡大。来季シードが目前に迫り、「本当に嬉しい」と声を弾ませました。

1974年から「ブリヂストンオープン」の会場となっている千葉県の袖ヶ浦カンツリークラブ 袖ヶ浦コースには、名物のご神木があります。9月の台風15号でコースが被害を受けた際も、「なぜかあそこだけは、被害はほとんどなかった」のだとか。