キャディのジェイソン・マクディード氏と握手を交わす野村敏京(Robert Laberge/Getty Images)

野村敏京が「スウィンギングスカートLPGAクラシック」を制し、米ツアー2勝目を挙げた。最終日は各選手が強風に苦しめられる中、終わってみれば4打差の圧勝で2月以来の優勝を飾り、喜びを語った。

－大きな勝利です。いま感じていることは
「きょうはとても寒かった。私もとても寒い。2勝目はうれしいです」

－12番で18～20mくらいのパットを決めた。どう思った？
「打ってラインに乗って転がったのを見て、100％入ると思った。『きょうは私の勝ちだ』と思った」

－キャディは何て言った？
「『まじかよ』って言ってた（笑）」

－風が強かったし、寒かったと言っていたけど、どのようにプレーしましたか
「みんな同じ条件だし、私は忍耐力を試した。耐えた」

－このコースのどこが好き？どんなところが自分に合っていると思う？
「私はタイトなコースが好き。風が吹いているのも好き。このコースが本当に好き。だから、先週のハワイの試合前に、この大会で勝つとキャディに言っていた。『有言実行』できてうれしい」

「ラフは深くて、グリーンは速くて硬くて難しかった。とにかく今週のコンディションは自分に合っていて、楽しくプレーできた」

－中盤にボギーが続いて、他の選手にもチャンスが出てきた。リーダーボードは見た？少し緊張した？
「まったく緊張しなかった。こんなに天気が寒いと、たまにボギーが出ても『OK』という感じ」

－どうやって優勝を祝いますか？来週ラスベガスに行くの？
「そうです。ブラックジャックが好きなんです。空港で荷物を受け取ったら直行します（笑）」

－キャディとこの試合は勝つと話していたということだけど、今年ほかに勝つと話している試合はある？
「今年の目標は、どの試合でもいいのでまず1勝することと、メジャーで勝利することだった。2勝したので、次の目標はメジャーで勝つこと。どの大会かは想像に任せます」