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2015年 全米女子オープン
期間:07/09〜07/12 ランカスターCC(ペンシルバニア州)

梅ちゃんリポート(4)14色グリップの秘密/全米女子オープン

上がりのボギー、ボギーは悔しいけれど、メジャー初挑戦でこの2日目を通算1オーバーで回ってきたんですから、鈴木愛選手には胸を張って決勝ラウンドに挑んでほしいです。

昨日の100点満点のゴルフとは違って、今日は外して、外しての消化不良のゴルフでした。

前半で通算2アンダーとしたときには、その時点でトップのスコアが4アンダーだったので、正直今日の調子なら、いつトップに立ってもおかしくない雰囲気でした。もしかしたら、本人にもその期待が十分にあったのかもしれないな。

そのわずかな“行きたい”気持ちがボールに伝わり、ほんの少しだけラインを狂わせていたのかもしれません。

ランカスターはとにかくフェアウェイキープが絶対です。厳しい条件だけど、今日は1度もフェアウェイを外さなかった。ショットの状態は今のままで十分勝負ができます。

トップとの差が少し開いたことを考えると、あと残り2日間は入れまくるしかないですね。彼女の武器でもある「爆発力」がいつどこで飛び出すか。今はただ、それを静かに待とうと思います。

今日はちょっと試合から離れて、鈴木選手の変わったこだわりをご紹介したいと思います。

鈴木選手のクラブのグリップはね、各番手、それぞれ色が違うんですよ。だから全部で14色ってことになるのかな。珍しいでしょ!?なぜだか分かりますか?

実はね、こうしようと思ったキッカケはジュニアの頃に一度試合で番手を間違えたことがあったんですって。これだと思って打ったクラブを後で見てみたら、実は違う番手だったとか。

当時、プロになったらそれぞれ違う色のグリップを入れてみたいという夢もあったようなので、その出来事をキッカケにグリップを色違いにすることを決断したみたいです。

今ではね、グリップの色が違うことによって、遠くで観戦しているお母さんやコーチの南さんたちが、クラブを抜いた時点で番手がよく分かるそうなので結果、一石二鳥だったわけです。

余裕があったら一度、鈴木選手のグリップに注目してみて下さい。全部覚えることができたら、皆様にも鈴木選手が次に何番で打とうとしているかが分かってきます。ちなみに僕はいまだに一本も覚えていません…。

明日から始まる全米女子オープンの決勝ラウンド。どこまでありえない位置にピンを切ってくるのかが楽しみでなりません。鈴木選手と苦しんで苦しんで苦しみ抜いて、さらにさらに上を目指します!

■ 梅原敦(うめはら・あつし)

1974年4月5日生まれ。41歳。京都府出身で学生時代は野球少年としてならし、専門学校卒業後に兵庫県内のゴルフ場に就職する。98年から2013年末まで、15年間にわたり藤田寛之の専属キャディとして活躍し、14年からはフリーに転身。男女ツアーを通じ、さまざまな選手のキャディとして選手をサポートし続けている。愛称は「梅ちゃん」。今年の全米女子オープンでは、鈴木愛選手のバッグを担ぐ。

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