2026年 BMW女子選手権

海上ケーブルカーは観光じゃない“お仕事”です 畑岡奈紗が前年2位コースで今季初勝利へ

2026年 BMW女子選手権 事前 畑岡奈紗
畑岡奈紗は前年2位のコースで3週ぶりの試合に臨む

◇米国女子◇BMW女子選手権 事前(21日)◇パインビーチGL(韓国)◇6784yd(パー72)

開幕2日前に畑岡奈紗、原英莉花、古江彩佳、吉田優利、竹田麗央の5人が海上ケーブルカーで撮ったセルフィーがSNSに投稿され、ちょっとした話題になった。朝鮮半島の南西端にあるヘナム郡・パインビーチGLは風光明媚なシーサイドコース。その近くの観光スポットでリフレッシュと思いきや、実は違う。5人を含め、同日のプロアマ戦でオルタネート(待機選手)に入っていた選手に課せられた立派な“お仕事”だったそうだ。

雨模様の外を眺めながら、時間にして20分ほどの空の旅。大会のオフィシャルカメラマンがPR用の写真撮影で同乗するわけでもなく、自分たちのスマートフォンで撮ったデータを渡して終わり…というシュールなミッションだった。

ちょっと不思議な“イベント”には苦笑いしつつ、畑岡にとっては前年2位と優勝争いを演じた「好きな印象」のコース。イン9ホールをチェックしたこの日は海から暴風が吹きつけ、グリーン上のボールが動いてしまうシーンがあった。雨や風といった気まぐれな天気は読めないが、ソフトなコンディションで優勝スコアが通算24アンダーまで伸びた1年前に近い展開を思い描く。

古江、岩井明愛と珍しく日本勢が3人そろう初日のペアリングはプレーテンポも良く、スコアメークにもプラスに働きそう。「うまく引っ張っていってもらうというか、相乗効果で頑張りたい」と話し、まずは後輩プレーヤー2人との伸ばし合いで上位発進を狙う。

4日間の中で足踏みしてしまうラウンドがあるという最近の課題は、ショートアイアンを握れる場面でも少しセーフティなショットになりがちだったこと。「スイングの感触もまとまってきたと思いますし、パッティングも結構打てるようになってきている。アグレッシブに攻めていければ」と自らに言い聞かせる。ディフェンディングチャンピオンとして臨む地元・茨城開催の次戦「TOTOジャパンクラシック」(太平洋クラブ美野里コース)を前に、最高の結果で弾みをつけたい。(韓国・ヘナム郡/亀山泰宏)

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