佐久間朱莉はネリー・コルダの練習ラウンドに飛び込む「ホントは山下美夢有ちゃんとも…」
◇女子メジャー最終戦◇AIG女子オープン(全英女子) 事前(28日)◇ロイヤルリザム&セントアンズGC (イングランド)◇6601yd(パー71)
前日27日(月)の練習ラウンドのティタイムを決めようとして、佐久間朱莉は素敵な名前を見つけた。世界ランキング1位のネリー・コルダが回る組に空きがあると見るや、果敢に飛び込んだ。「優しかったです。キャディさんもすごく優しかった!」と声を弾ませたが、もちろん心温まる触れ合いがメインテーマではない。
「飛距離とかはマネできないですけど、グリーン周りとか盗めるもの、私にもできることがあると思う。そこを見ながら勉強したい」。想像していたよりも転がしを多用し、遊び半分で長めの距離をパターで打つこともあったリンクスでのチェック作業を見ることができただけでも収穫はあった。
日本では年間女王として追われる立場でも、海外メジャー参戦のキャリアはまだまだこれから。先輩プレーヤーの背中を見て学ぶことに貪欲だ。「(原)英莉花ちゃんと回ったり、(西郷)真央ちゃんのところに(名前を)入れたり…。ホントは山下美夢有ちゃんとも回りたいと思っているんです。先週も日曜までプレーしていて、プロアマもあったりしてなかなか難しいんですけど、話すだけでもできたらいいなって」
技術的なことはもちろん、海外で戦う選手はメジャーの開幕前に何をしているのか。自分にも取り入れられる情報を求めてやまない。高さが出る分、アゲンストの強風に対して負けてしまいそうな7Wを抜いて代わりの3UTをテストするなど、準備の“精度”も上がってきている。
4月「シェブロン選手権」こそ予選落ちだったが、6月「全米女子オープン」22位、7月「アムンディ エビアン選手権」35位といずれも4日間を戦い抜いて迎える3年連続3度目の全英女子。「最後のメジャーなので、後悔なくプレーできるように。結果だけじゃなく、いままで準備してきたことを少しでも発揮できたら」という落ち着きが、充実の調整を物語った。(イングランド・リザムセントアンズ/亀山泰宏)