山下美夢有は帰国の足でアート展覧会へ 次戦「全米女子OP」へ日本で再調整
前週「クローガー・クイーンシティ選手権」を今季最高の3位で終えた山下美夢有が19日(火)に帰国した。休む間もなく向かったのは契約を結ぶニューバランスのイベント会場。同社のシグネチャーカラー“グレー”をテーマとするアート展覧会が西麻布で開催されており、香りなど五感をくすぐる空間を楽しんだ。
同社とは2023年にシューズの使用契約を結び、昨年にはアパレル契約も締結。移動やトレーニング時など、コース外でも全身同社の製品でそろえている。「着心地はいいし、動きやすくて。特に一番シューズが大事で、移動は本当に疲れない」と、長時間フライトの疲れを感じさせない笑顔を見せた。
次週の米女子ツアーはスキップし、次戦はメジャー第2戦「全米女子オープン」(6月4日~/カリフォルニア州リビエラCC)となる。ルーキーイヤーの昨年に2勝を挙げ、迎えた今季はここまで10試合で5度のトップ10をマーク。「調子自体は上がってきている」という言葉の裏には、前週最終日の7番(パー5)で披露したアルバトロス寸前のスーパーショットも含まれる。「プレー中は分からなかったけど、(大会後に)テレビを見て『あ、こんなに近かったんや』ってなった。良い状態じゃないとああいうショットは打てない」と手応えを感じた。
全米女子までは残り2週間。日頃はリモートでスイングを見てもらうコーチで父の勝臣さんと再調整を進める。「メジャーで優勝したい気持ちはもちろんある。でも、先に(自分の納得するショットを)しっかりやり続けることが大事。意識しているスイングの安定性が良くなってきている。今のいい状態でいることもだけど、さらにレベルアップできるようにやっていけたら」。昨年「AIG女子オープン」(全英女子)に続く、日本勢初の2つ目のメジャータイトルへ。大舞台を前に言葉に熱がこもった。(編集部・石井操)