2026年 メキシコリビエラマヤオープン at マヤコバ

原英莉花「新しいことを試すのも大事かな」グローブ外してアドレス替えて米20戦目のキャリアハイ

2026年 メキシコリビエラマヤオープン 最終日 原英莉花
「68」で巻き返して米ツアー自己最高9位で終えた原英莉花※写真は「シェブロン選手権」

◇米国女子◇メキシコリビエラマヤオープン at マヤコバ 最終日(3日)◇マヤコバ エル カマレオンコース (メキシコ)◇6583yd(パー72)

原英莉花に笑顔が戻った。中継局U-NEXTのインタビューで「昨日は入らなかったようなパットが入ってくれて良かったです」。前日は32パットでボギーを8個も打った。この日もパット数は31とほぼ変わらなかったが、中身が違う。6バーディ、2ボギーの「68」で心地よいフィニッシュを迎えた。

グリーン上で苦しみ抜いた前日はラウンド後、パッティンググリーンで試行錯誤を重ねた。前週「シェブロン選手権」までのスタッツで、平均パット数はパーオンホールで1.82の116位、1ラウンド平均で30.89の131位。ショットメーカーにありがちで、元々得意とは言えないが、あまりに入らない現実が辛過ぎた。「4日間で一番ショットが良くなかったのが初日なのに、スコアは(68で)良くて。“ゴルフって不思議だな”と思って、もっと上を目指したいと思っているのに…」。2日目以降「72」、「75」と停滞した2日間が悔しかった。

アドレスを替えて、グリップの位置を高くした。すると「少し真っすぐ転がるようになった」。それと「ちょっと重くてパンチが入っちゃう気がするので」と、左手のグローブも外してみた。最終日はショットのフィーリングも上昇して、パーオン率は88.89%(16/18)になり、グリーンでも結果が出た。

もだえ苦しんだ4日間で得たものは大きい。「(現実と)向き合うことが大切だなって思いました。自分がずっとやって来たことに凝り固まらず、新しいことを試すのも大事だなって」。昨年の下部ツアー参戦から這い上がったレギュラーツアールーキーの今季、初戦の3月「ブルーベイLPGA」で10位になったが、今大会は9位。スポット参戦を含む通算20試合目にしてキャリアハイを更新した。次戦「みずほアメリカズ・オープン」(7日開幕/ニュージャージー州マウンテンリッジCC)はまた初体験のコース。「しっかりチェックして頑張ります」。たたき上げの27歳は苦しみながら、階段を上っていく。

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