岩井明愛が“双子”の思い出いろいろLAへ 惜敗リベンジの理想は姉妹でV争い
◇米国女子◇JMイーグルLA選手権 事前(15日)◇エルカバレロCC (カリフォルニア州)◇6679yd(パー72)
一年前、岩井明愛はここエルカバレロCCで息詰まる優勝争いを演じた。イングリッド・リンドブラッド(スウェーデン)とのルーキー対決に1打及ばず敗れ、悔し涙を流した場所だ。「コースは結構、覚えてますね。ほかのコースよりもここの方が印象が強いというか。ちょっとだけ安心もあります」。初めての会場だらけだった昨季に比べ、ある程度の情報を持った上で事前チェックを行える分だけ心のゆとりがある。
米ツアーですっかり定着した双子のイメージを鮮明に刻んだ大会と言えるかもしれない。前年3日目、通算12アンダー12位で並んでいた妹・千怜と新天地で初となる同組が実現。「64」をマークして首位に並び、最終日の優勝争いに飛び込んだ。
さらにカリフォルニア州在住の13歳の双子姉妹がギャラリーとして応援に駆けつけるうれしい出会いもあった。「去年(姉妹で)一緒に回って、こっちの双子も見に来てくれていて。ことしも会えたらいいな」と再会を心待ちにしている。ずっと目標にしている最終日最終組でのツインズ競演をこの地でかなえ、成長した姉妹やロサンゼルスのファンにバチバチの優勝争いを見せられれば最高だ。
3月中旬から今週で5連戦目。前週に国内ツアー「富士フイルム・スタジオアリス女子オープン」へのスポット参戦も挟んで日米を往復した。地元埼玉での2位フィニッシュは、成績以上に「自分なりに課題が見つかった」ことが大きいという。発見の内容について「秘密にしたい」と笑ってかわしたが、もっと上に行けるヒントには違いない。ハードスケジュールの疲れも一切見せず、いつものはつらつとした姿勢でゴルフと向き合う。(カリフォルニア州ロサンゼルス/亀山泰宏)