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「全米女子オープン」目前!アニカ&ウェブにインタビュー

アニカ・ソレンスタム(スウェーデン)は歴史的な記録更新を充分に意識しているが、気持ちだけが先走ることはないようだ。

アニカ・ソレンスタム
「まずは最初が肝心ですから、幸先いいスタートを切ること。そしてその時のショットだけに集中するように心がけます。今週の優勝がどんな意味を持つものかわかっていますが、一打一打を大切にプレーし、結果を待つだけです」

アニカは、今週の大事な一戦をいわゆるスランプのまま迎えることになる。過去4シーズン、年間平均9勝というアニカは、今年ここまで1勝しかしていない。

-「あなたのファンやツアー仲間は、あなたが次々と優勝を重ねるのを目撃してきましたが、今年そうではないのはなぜでしょうか?」

アニカ・ソレンスタム
「それは、統計を見ればわかると思いますが、今の私はフェアウェイのキープ率も、パーオン率も以前に比べてよくありません。それが明快な答えといえるでしょうね。プレー自体はいい感じなんですが、思うような結果につながらないので、今後も一生懸命練習するだけです。特に変わった部分はないのに、結果が違ってしまうのがゴルフ。今は自分の思うように行かない時期、その流れが変わるのを待っていますが、今週は相性のいい大会なので期待しています」

かつてアニカと賞金女王争いをつづけていたカリー・ウェブ(オーストラリア)は、再びメジャーの優勝候補として復活。ウェブは2000年から2002年の3年間でメジャー6勝。しかし、その後4年間勝てず、7勝目を、今年の「クラフトナビスコチャンピオンシップ」で果たした。

-「過去4年間のブランク、そしてどうやってカムバックしたかを教えてください」

カリー・ウェブ
「4年間のブランクといっても、それほど勝利から遠ざかっていたとは感じません。結果に現れなかっただけだと思っています。いまはいいプレーができたているので、心から楽しんでいますし、今年『クラフトナビスコチャンピオンシップ』でカムバック優勝を果たしたことは一生忘れません。72ホールめに決めたあのイーグルのことを思い出さない日はほとんどないというくらい、毎日あたまに浮かびます。おそらく一週間のうち6日は考えているでしょうね。過去2年間、いえ4年間はパッとしなかったかもしれません。

2002年全英女子オープンで優勝したとき、かつてのメジャー戦、デュモリエを含むメジャー5冠という史上初のスーパースラムを達成しましたが、そのあとやや目標を失ってしまったんです。スーパースラム達成となったら、私の人生はどうなってしまうんだろうと考えていましたが、それ以前にも自分で夢に描いていたことを次々と成し遂げていたと感じていましたから、困惑してしまったんでしょうね。ですから過去3、4年間は、もちろん毎週優勝するつもりでプレーしていましたが、大きな目標がなかったのは事実です。

でも今は再びベストと呼ばれるようになりたいという気持ちがあります。ベストプレーヤーになるだけの力を持っているのはわかっていますから、あとは一生懸命練習してどれだけやれるか見るだけですね」

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