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桃子、上がり2ホールで失速も「気落ちしたくない」

米本土で初のメジャー大会を迎えた上田桃子。大会初日は4番で60cmにつけてバーディを先行させると、6番で3パットのボギーを叩いたものの、7番で奥のカラーから10ヤード、8番でもピン上10mのロングパットを沈めて連続バーディ。「ずっとパットがショートしていたので、何も考えずにリズム良く打ったら入ってくれた。ラッキーでした」と、ここ最近の鬱憤を晴らすようなパッティングで2アンダーとスコアを伸ばした。

さらに折り返した直後の10番でも5mを沈めて3アンダーとし、上位進出に期待が掛かった。だが、17番で上のカラーから3パットでボギーとすると、続く18番パー5ではティショットを右の木に当て、2打目はフェアウェイに戻すだけ。3打目で池の手前に刻み、4打目でピンそば2mにつけたものの、これを決められずに上がり2ホールを連続ボギーとしてしまった。

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「上がりのボギーボギーは反省しないといけないけど、ショットもパットもあまり良くない中でアンダーパーで回れたのは良かった」という上田。得意のショットも最近はイメージが出ないと嘆き、この日は「リズムだけでやったようなもの」と、ゴルフの出来は60点と低めの評価だった。

「風が強いし、フェアウェイは狭いし、ラフは深い。セカンドはこっちの方が打ちやすいし、グリーンが止まらないから距離を出したいとか…」と、色々な事を考えすぎて自らハードルを高くしてしまっているようだ。

「メジャーだし、調子が悪いので難しく感じるけど、調子が悪い時は必ず来るので気落ちしないようにやりたいです」。結果的には10位タイという好スタートだったが、上がりが悪かっただけに、本人の手応えは幾分低目となってしまった。

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