米国女子ツアー出場権を獲得した大山志保。「肌に合っている」という海外で実力を発揮して欲しい

2009年度の米国LPGAツアー出場権をかけた最終予選会の最終日が12月7日（日）、フロリダ州のデイトナビーチにあるLPGAインターナショナルのチャンピオンズコースで行われた。

5日間、計90ホールに渡る予選会も、いよいよ最終日を迎えた。大山志保は最終ラウンドも着実に1ストローク伸ばし、通算13アンダーの4位タイでフィニッシュ。また、11位からスタートしたアマチュアの宮里美香も最後まで安定したプレーを続け、通算8アンダーの12位タイでホールアウトした。この結果、上位20名に与えられる来季の米国女子ツアーの出場権を見事に獲得。来年は、海外を主戦場とした戦いに挑むことになった。既に来季のシード権を持つ宮里藍と上田桃子、ここに大山と宮里美香が加わり、2009年の米国女子ツアーの注目度はさらに高まることになりそうだ。

通算18アンダーでトップ合格を果たしたのは、米国の若きスター候補、ステーシー・ルイス。一番の注目を浴びていたミッシェル・ウィは、通算12アンダーの7位タイで終え、来季のツアー出場権を獲得した。また、佐伯三貴は通算4オーバーの60位タイに終わり、出場権の獲得は叶わなかった。