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目の前で優勝争い アマ吉田優利「テレビを見ているようだった」

◇国内女子メジャー◇ワールドレディスサロンパスカップ 最終日(12日)◇茨城GC東コース◇6560yd(パー72)

120人の出場選手中唯一のアマチュア、19歳の吉田優利(日本ウェルネススポーツ大1年)が1バーディ、3ボギーの「74」でプレー。通算5アンダーとして順位をひとつ下げたが、並み居るプロを押しのけ堂々の4位で終えた。

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最終日最終組。出だしの1番(パー5)でティショットを左に曲げ、ボギーを先行した。「なかなかパットが入ってくれなかった」とその後はがまんの展開。14番までひたすらパーを並べた。15番(パー5)の2打目を花道まで運び、この日はじめてのバーディ。スコアをイーブンに戻した。

リーダーボードで自分の位置を確認し、ギアを上げた。「16番、17番、18番は全部バーディを狙いにいった」。フェアウェイ真ん中に大木が立ちはだかる名物16番、左足下がりの2打目。ペ・ソンウが右にプッシュアウトしたのを見て「それが怖くて力が入り、かんでしまった」とグリーンに届かずボギー。続く17番(パー3)もボギーとし「攻めた結果だったので、そこは仕方ないかな」と振り返った。

舞台はメジャー。目の前で渋野日向子とぺの優勝争いを見届け、「テレビを見ているかのようだった。こういうプレーができれば優勝できるんだな」と一進一退の2人のプレーに感嘆した。もちろん口を開けて見ているだけではなかった。「2人と比べて、パット力が欠けている。ショットが良くないと上位で戦えないんだなというのは感じた」と日本ツアー最高峰のプレーを目に焼き付けた。

予選会を通過して出場する30日開幕の海外メジャー「全米女子オープン」に向けて、「わたしのゴルフの特徴でもある粘りは、非常に良かったんじゃないかな」と大きな自信も得た。「いい準備ができたし、睡眠や食事など基本的なこともしっかりできた。これからプロになっていく上で、とてもいい経験ができた。結果よりも将来のためにどういう経験を積んでいくかということに焦点を合わせて練習していきたいと思います」と精悍な表情を見せた。(茨城県つくばみらい市/柴田雄平)

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