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1Wの反発係数テストを女子ツアー会場で実施

◇国内女子◇アクサレディス in MIYAZAKI 事前情報(21日)◇UMKCC(宮崎県)◇6505yd(パー72)

日本女子プロゴルフ協会(LPGA)は20日(火)と21日(水)の2日間にかけて、今週の出場選手すべてを対象にした1Wの反発係数テストを行った。国内女子ツアーの会場では、日本ゴルフ協会(JGA)の呼びかけで行われた2016年「日本女子オープン」以来となる実施。LPGAが主導で行うのは今回が初めてとなる。

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クラブハウス内の一室でテストを担当したのは、R&A(英国ゴルフ協会)の最高技術責任者であるスティーブ・オットー氏。ペンデュラムマシン(振り子式の金属球をフェースに衝突させ、その接触時間から反発係数を割り出す簡易測定器)を用いてクラブ1本あたり3分程度のテストを繰り返し、JGAの担当者がデータをまとめる形で行われた。

2004年から測定にペンデュラムマシンが用いられて以降、R&Aは世界の各ツアーでテストサービスを行っている。オットー氏はその趣旨について、違反クラブを見つけることが目的ではなく、「プレーヤーに自分のクラブがルールに適合していることを確認してもらい、安心してプレーしてもらうことがコンセプト」と述べた。

数値を超えたクラブが発見されても選手名、メーカー名、計測データは非公表。今回のテストでは数本の1Wが基準値を超えたが、担当者によると、多くの球数を打つツアープロの1Wはフェースの摩耗が進みやすく、フェースが薄くなることで反発性が増し、数値をオーバーすることは珍しくないという。

2年前の「女子オープン」ではランダムに選ばれた選手を対象に行われたが、LPGAは今回のテストを選手全員に義務付け。LPGAの広報担当者は「適合のお墨付きが得られれば、選手もメーカーも安心して試合に臨める。たくさんの選手に受けてもらうために、今回は協会主導で行った」と説明した。(宮崎県宮崎市/塚田達也)

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