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良い子?暴れん坊? ホステスVに迫った穴井詩の1W

国内女子ツアー「ゴルフ5レディス」でツアー未勝利の穴井詩が首位タイで最終日を迎える。通算9アンダーで並ぶのは複数回優勝者の鈴木愛申ジエ(韓国)。さらに1打後方には、イ・ボミ(韓国)がいる。開幕前から「やっぱり頑張りたい」と意気込んだホステス大会で、難敵に勝って初優勝へ―――舞台は整った。

「きょうは暴れん坊」。平均飛距離270ydと屈指の飛ばし屋は、独特の表現で振り返った。前日に「良い子」と表現した好調の1Wが今日は曲がった。7番では、ティショットをロープ外に打ち込んだが、「(グリップを)握るときの力の入れ方を変えた」と対応した。後半はボギーなしでしのいだ。

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粘りを見せたのは「すごく緊張感があった」と池が絡む終盤。16番でピン手前4mを決めてバーディ。さらに周りを池が囲む浮島グリーンの17番では、17mのフックラインをねじ込んだ。「これ(連続バーディ)は大きい」と胸を張った。

この時期は毎年、夏バテでの体重減少に苦しむ。しかも「1人前しか食べない」と食の細さもあり、開幕戦から2kg減。「あと4kgほど増やしたい」のが本音。さらに痛めている右手首も万全ではない。だが、プロ9年目で迎えた再びのチャンス。首位で最終ラウンドを迎えたのは過去4度あるが、すべて競り負け。苦汁をなめてきた。

この日も最終組で同組だった鈴木、申との飛距離の差は小さくなかった。逃し続けたタイトルの運命を決めるのは1Wの出来だろう。あすは良い子なのか、それとも暴れ出すのか?(北海道美唄市/林洋平)

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