ニュース

国内女子サントリーレディスオープンゴルフトーナメントの最新ゴルフニュースをお届け

見られると燃える!大歓声でノリノリの有村智恵が3位発進

国内女子ツアー「サントリーレディス」は9日、兵庫県の六甲国際GCで開幕。米ツアー撤退を表明してからの国内初戦となる有村智恵が、6バーディ1ボギーの「67」でプレー。後半7番から3連続バーディで締める圧巻のスパートで、首位と1打差の5アンダー3位につけた。

「最近は(日本でも)良い成績を挙げられていないので、正直どうなるか読めなかった」という有村の背中を、久々に耳にする大声援が後押しした。この日は小雨がパラつく曇天ながら、3245人のギャラリーが来場。有村の組にもその多くが続き、「とても楽しくプレーできた」と言葉を弾ませた。

<< 下に続く >>

2012年の「伊藤園レディス」(初日首位)以来となる3年半ぶりの1ケタ順位発進。米国本格参戦後、それまで常連だった国内ツアーでも1ケタ順位に入るような会心のプレーは見せられずにいた。それだけに充実感もひとしおだ。

米国の女子ゴルフを取り巻く事情は国内と大きく異なる。世界最高峰とされるレギュラーツアーも来場観客数という点では日本と比較にならない少なさ。昨季から主にプレーしていた米国下部ツアーともなれば、そのほとんどが身内か関係者のみだった。

「バーディを獲っても拍手がないので、(それに応える)手の挙げ方を忘れてしまうくらいだった」と苦笑いで、その環境の差を説明した。気分が乗れば、プレーも変わる。「看板プロ」を経験している選手ならばなおさらだろう。

この日は、「あともう少しのところまで来ている」という復調傾向のショットと、パットが噛み合っての好スコア。前半16番(パー3)ではエッジから7ydをパターで決めると、折り返し後の4番では5mを入れて3つ目。1m、3m、10mと次々に沈めたラスト3ホールで、ギャラリーの声援はピークに達した。

「やっぱり周りの声援は大きい。ここぞ、というときに不思議なパワーが出たり、嫌なムードになったときに(悪い流れを)食い止めるものがある。静かな中でとは、“ノッていける”というのが違いますね」。2日目以降も、大声援を力に変える。(兵庫県神戸市/塚田達也)

関連リンク

2016年 サントリーレディスオープンゴルフトーナメント



あなたにおすすめ


特集SPECIAL

やってみよう! フットゴルフナビ
サッカーとゴルフが融合した新スポーツ「フットゴルフ」の総合情報サイトです。広いゴルフ場でサッカーボールを蹴る爽快感を、ぜひ一度体感してみよう!
これから活躍が期待できるキラキラ輝く女子プロへインタビュー!普段では聴けない生トークを魅力全開でお届けします。

ブラインドホールで、まさかの打ち込み・打ち込まれ!!ゴルファー保険でいつのプレーも安心補償!