国内ツアー試合数が減少する見込みのイ・ボミは3勝を目標に掲げる

国内女子ツアーの今季開幕戦「ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント」は3日（木）に大会初日を迎える。昨季男女両ツアーを通じて史上最高賞金額を稼いだ女王イ・ボミ（韓国）は、今年最大の目標と語るリオ五輪出場に向け、国内シーズンをスタートさせる。

亡き父との約束であるタイトル奪取に邁進した昨年は「賞金女王を絶対取らなきゃと緊張していた」と振り返る。だが今年、「期待がある分のプレッシャーはある」と話したが、タイトルへのこだわりは見せずに、「今年は3勝」とその目標を口にした。

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理由はある。五輪出場には世界ランクを上げていく必要がある。そのため、今年は世界ランクポイントの配分が高い米国ツアーにも出場を予定しており、国内ツアーへの出場数は減少するからだ。

前週はタイで開催された米女子ツアー「ホンダ LPGAタイランド」に出場して24位。「これからは2試合」と3月の「ANAインスピレーション」（3月31日～4月3日）と「全米女子オープン」（7月7日～10日）のメジャー2戦に出場予定だ。

7勝を挙げてツアーを席巻した昨年は国内ツアー全37試合で32試合に出場した。今季は38試合が組まれたが、イの出場数は30試合を切りそうだ。（沖縄県南城市／林洋平）