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新米“ママさん”茂木宏美、佐藤靖子が首位争い

ツアー復帰から丸1年。ホステス大会で首位 ツアー復帰から丸1年。ホステス大会で首位スタートを切った茂木宏美

国内女子ツアー「アース・モンダミンカップ」初日のリーダーボード上位を、2人の新米“ママさん”ゴルファーが賑わせた。

昨年2月に長女を出産し、大会主催のアース製薬所属の茂木宏美が、6バーディ、1ボギー「67」で5アンダーの首位発進。さらに、2013年10月に同じく長女を出産した佐藤靖子が、2番と17番のパー4で2つのイーグルを記録する「68」をマーク。1打差の4アンダー5位発進とした。

茂木は今週、右肩が出ていたというアドレスを修正してからショット、パットともに復調。ホステス大会で「良いスコアが出せて良かった」と笑顔を浮かべた。

昨年6月にこの大会でツアー復帰してから、ちょうど1年。復帰当時は「がむしゃらだった」と、出産による体の変調を考える余裕もなかったというが、最近になって「お腹に力が入らない違和感をずっと抱いている」という。

「出産のせいなのかどうなのか、まだ考えが出ていない」と、今も明確な原因は見出せていない。「今の体でどうゴルフをするか。引き出しをたくさん作らないといけない」と、日々、体と相談しながらのプレーが続いており、苦労をうかがわせた。

2イーグル後の最終18番をバーディとし、 2イーグル後の最終18番をバーディとし、ガッツポーズでラウンドを締めた佐藤靖子

佐藤も、出産から約7カ月の復帰直後は「飛ばないし、クラブを振ることもできなかった」と振り返った。今も育児に追われて練習時間が割かれることも多いが、「限られた時間の中で、集中して練習することができるようになってきた」と徐々に順応。「娘を抱いてスクワットをしたりして、飛距離も出るようになってきた」と、子どもをあやしながらのトレーニング効果を、笑いとともに明かしてくれた。

なお、出産後にツアー優勝した日本人選手は1988年のツアー制度施行後から5人いる。茂木も「まずは優勝することが一番の目標。あと1つは、アースで優勝したいですね」と意気込んだ。(千葉県袖ケ浦市/塚田達也)

◎出産後にツアー優勝した日本人選手 (1988年ツアー制度施行後)

選手名 出産月 復帰試合 復帰後の初優勝 復帰後初優勝までの試合数 復帰後の勝利数
森口祐子 ※1 1984年11月 1985年5月「中京テレビ・ブリヂストンレディス」 1989年4月「ヤマハカップレディス」 65試合 11勝
樋口久子 1988年2月 1989年3月「紀文レディース」 1990年8月「anクイーンズ」 27試合 2勝
木村敏美 1991年8月 1992年3月「ダイキンオーキッドレディス」 1993年4月「三越カップ」 43試合 10勝
山岡明美 ※2 1975年 1994年5月「中京テレビ・ブリヂストンレディス」 4勝
塩谷育代 1998年8月 1999年3月「ダイキンオーキッドレディス」 2001年5月「ヴァーナルレディース」 56試合 3勝
(茂木宏美) 2014年2月 2014年6月「アース・モンダミンカップ」
※1 ツアー制度施行前に復帰。施行前の初優勝は1985年「ミズノオープン」で、施行前の勝利数と合わせると通算18勝
※2 出産後にプロテスト合格


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