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今年1月まで“工場女子” 前田陽子が1差3位で最終日へ

2014/11/15 17:39


千葉県で開催されている「伊藤園レディス」の2日目。首位と1打差、2位タイから出た前田陽子が、5バーディ2ボギーの「69」をマーク。通算7アンダーの3位タイと好位置をキープし、ツアー初優勝のチャンスをつかんで明日の最終日を迎える。

前半4番で、残り165ydの第2打をワンピンにつけ、この日1つ目のバーディを奪うと、「攻めるホールではない」という続く5番(パー5)は、結果オーライのピン横3mにつけて連続バーディ。後半も14番、15番(パー5)、17番(パー3)でバーディを重ねたが、難関の最終ホール、18番の第2打をグリーン奥にこぼし、寄らず入らずのボギー。首位に立っての最終日・最終組は惜しくも逃した。

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2008年に、5度目の挑戦となったプロテストに合格。昨年のQTランク12位で今シーズンの出場権を得た。初のフル参戦となった今季は32試合に出場し、予選通過は19回。この結果に「びっくりした」と、初出場のトーナメントばかりが続く中で、予選通過の壁を乗り越えてきた数字に驚いたという。

そんな前田は、意外な経歴の持ち主でもある。06年から国内女子下部のステップアップツアーを主戦場とし、これまで優勝経験はなし。「ゴルフでは食べていけない」と、地元徳島県にある段ボール製造会社(王子製紙)でアルバイトしながら、QT出場のために練習を積んだ。工場は約8年間に渡って勤めあげ、ツアーフル参戦に備えて今年1月に辞めたばかりだという。「当時の時給は750円」と、工場内では段ボール製造の最終工程を任され、ヘルメットに安全靴を着用して奔走した。

「プロになったからには、たとえ1年間であっても(レギュラー)ツアーに出場したい」。そんな強い気持ちが通じて晴れて今季出場権を獲得した前田の右腕には、“nepia”の文字。金銭的に苦しいプロゴルファー生活を支えてきた王子製紙がスポンサーとなっている。

今季の自己最高位は、8月「meijiカップ」での10位タイ。1打差で迎える最終日の優勝争いも、前田にとっては初めての経験だ。「なんでも初めてなので、良い経験ができたらという気持ちで臨みたい」。初めて尽くしの優勝争いは同時に、恐れるものは何もない強みも秘めている。ただがむしゃらに、首位の背中を追いかける。(千葉県長南町/糸井順子)

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