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風を制した宮里藍 首位と3打差発進

国内女子メジャーの今季初戦「ワールドレディスサロンパスカップ」が8日(木)、茨城県の茨城GC西コースで開幕。2年ぶりに出場の宮里藍は強風の中を3バーディ、4ボギーの「73」でまとめ、1オーバーの14位タイで滑り出した。

風を読み、時流を読む。アマチュアの勝みなみ、昨季賞金女王の森田理香子との“メイン組”でティオフした宮里が貫録のプレーを見せた。出だしの10番でいきなり3パットボギーを叩き、16番までに3ボギーと苦しい展開。それを打破したのが続く17番だった。

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強いフォローの風が吹いたパー5の第3打は、残り60ヤード弱。手前エッジから19ヤードに切られたピンに対し「グリーン手前(エッジ)まで49ヤード。ギリギリにキャリーしたらピンに寄る」。サンドウェッジでの軟らかいアプローチは狙い通りの軌道を描き、ピンそば30センチにつけて最初のバーディを決めた。

さらに判断力と技術が光ったのが後半6番(パー3)。170ヤードの距離で、宮里は3人のうち最後にティショット。「6番アイアンとユーティリティで迷っていたが、2人が思ったよりもアイアンで手前からボールが転がらなかった。ユーティリティで5番アイアンの距離を出せばうまく転がってくれるんじゃないかと思った」。グリーン手前の花道でファーストバウンドしたボールは20ヤード以上転がり、またもピンそば30センチにピタリとつけ、バーディとした。

最終9番でカラーから“3パット”を喫してボギーフィニッシュとなったが、午後の厳しいコンディションの下では、7オーバーの森田、10オーバーの勝の隣で忍耐強さが際立った。「全体的にいいプレーができたし、コースマネジメントができたと思う。とにかく手前から。手前からのアプローチは比較的寄せやすい。今日のアプローチは全体を通して90点くらい」と自らも及第点を付ける。

同じ米ツアーを主戦場とする首位のフォン・シャンシャン(中国)とは3打差。「天候次第だけど、今日は風に助けられたホールもある。その都度その都度、状況に合わせたゴルフができればと思う」。淡々とした口調に、経験の豊富さが漂った。(茨城県つくばみらい市/桂川洋一)

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