2013年 ミズノクラシック

“小兵”中村香織 海外勢を抑え2位タイ発進

2013年 ミズノクラシック 初日 中村香織
並みいる海外勢を制し、2位タイ発進を決めた中村香織

国内女子ツアー「ミズノクラシック」が8日(金)、三重県にある近鉄賢島CCで開幕。米国女子ツアー公式戦を兼ねた今大会に初出場となる中村香織が、4バーディ、1ボギーの「69」で回り、首位に1打差の3アンダー2位タイと好スタートを切った。

大柄な海外選手に混じり、ひときわ小柄に映る153センチの中村が躍動した。ドライバーの平均飛距離は約230ヤード。パワーでは到底、海外勢に敵うはずもなく、同組のオースティン・アーンスト(アメリカ)には「50ヤードくらい置いていかれた」という。そのハンデを補ったのが、今季の後半戦から磨きをかけているショートゲームだ。

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1番と13番のパー5では、いずれも約50ヤードからのアプローチを寄せてバーディ。400ヤード越えの最終18番パー4では、残り200ヤードの2打目地点から3番ウッドでグリーン手前まで運び、アプローチをピンに絡めてパーで締めた。グリーン上でも24パットに抑え、腰を痛めた先週のアクシデントを引きずりながらも、並みいる海外勢と互角以上に渡り合った。

初出場の今大会、好スコアとは裏腹に迷いの連続だったという。「(1番スタートの)コールのしかたがいつもと違くて、いつ呼ばれるんだろう?とか。(同伴者が)どっちも海外の方なのでトラブルが起きたらどうしようとか。上がりでは握手なのか、ハグなのか…とか」。もはや戸惑いはない。残り2日間、勝利だけを見据える。(三重県志摩市/塚田達也)

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