パッティングが決まらず順位を落としたが、最終日に巻き返しを狙う不動裕理

国内女子ツアー「ニチレイレディス」の初日に6バーディを奪い単独首位に立った不動裕理が、2日目は1バーディ、2ボギーとスコアを1つ落として通算5アンダーの8位タイに後退してしまった。

この日の不動はスタートからチャンスにつけるもバーディパットが決まらない我慢のゴルフを強いられる。スコアが動いたのは8番、2打目をグリーン右サイドに外して寄らず入らずのボギーだった。しかし、続く9番は2打目をピン1.5mに寄せてバーディを奪い返した。

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しかし後半もパーのオンパレードで、終盤の17番パー3でボギーをたたいてしまい優勝争いから一歩遅れることになってしまった。パッティングが決まらなかったことに不動は「元のゴルフに戻ってしまいました」と話す。不動によれば初日のゴルフが最近に無い出来すぎだという感覚だった。

周囲がスコアを伸ばしていることに関しては「ショットは悪くないのに、スコアに反映されない。雨は関係なくみんな伸ばしているので、私が下手だっただけなんですかね」と優勝争いから取り残されたことを悔やむ。

首位とは4打差と少し開いてしまったが「ちょっと遠い気がするけど、気持ちを切り替えて明日こそは強気で（パットを）打っていきたい。みんな伸びるので、みんなにチャンスがある。自分の腕を信じて頑張りたい」と、もう一度初日のゴルフに戻るよう強気のパッティングで勝負に出る。（千葉県千葉市／本橋英治）