終盤17番でまさかの“セカンドOB” 木戸愛のツアー史上最長ブランクVはお預け
◇国内女子◇ヨネックスレディスゴルフトーナメント 最終日(7日)◇ヨネックスCC(新潟)◇6483yd(パー72)◇晴れ(観衆2789人)
グリーン左サイドに広がる池側に切られたピンへ。終盤17番の2打目地点。141yd、7番アイアンでのショットは「イメージができていた」と木戸愛はいう。ところが、打球は少しシャンクしたように大きく右に飛び出し、OBゾーンに消えた。
「左からの風が強くて、難しいロケーションではありました。ちょっとだけ左足下がりで、ハーフショットっぽく打ったんですが…」。ボールがディボット跡に入っていたわけでもなく、ライに大きな問題があったわけでもない。魔が差した、としか言いようのないミスショットで痛恨のダブルボギー。1つ後ろの最終組を回り、トップを走る吉田鈴との差が1打から3打に開いてしまった。
ツアー初優勝だった2012年「サマンサタバサレディース」以来、13年320日ぶりというツアー最長ブランク優勝を狙った最終日。吉田との3打差を追い、1番(パー5)でバーディを先行させ、6、7番はともに2m以内のチャンスを作って、首位に並んでハーフターンした。プレーオフに敗れて2位に終わった昨年7月「資生堂・JALレディス」の無念を晴らすフィニッシュへ、着実に歩を進めていた。
まさかのミスは、受け入れるしかない。「きょうは風向きの判断が難しかったですけど、それはみんな一緒ですね」という。敗因をミスだけでなく、自分のゴルフの力量に求めた。「もっと後半にバーディを重ねていけるような選手にならないといけませんね」。36歳のベテランは5バーディ、1ボギー、1ダブルボギー「70」に終わったサンデーバックナインを胸に刻んだ。(新潟県長岡市/加藤裕一)