「ちょっと怖いぐらいです」 政田夢乃が“30万円イーグル”締めのハーフ自己新「30」
◇国内女子◇ヨネックスレディスゴルフトーナメント 2日目(6日)情報◇ヨネックスCC(新潟)◇6483yd(パー72)◇曇り(観衆3076人)
イーブンパーの17位からスタートし、前半アウトを終えて2オーバー。すっかり遠ざかったトップの背中を政田夢乃が追いかけ始めた。13番(パー5)で3mを決め、この日の初バーディを奪うと14番(パー3)はチップイン、15番は2mを沈めて3連続。16番(パー3)で一服後、左ドッグレッグが悩ましく403ydと距離もあり、2日間通算のホール別難度2位の17番で110ydの2打目をPWで3mにつけて4個目のバーディを奪った。
極めつけはパー5の最終18番。残り230yd、フォローにのせた5Wのショットはグリーン前、花道脇のラフへ。20ydを58度のウェッジでチップインさせて、イーグルを奪取した。
「ちょっと怖いぐらいです」と笑ったのは、ホールインワン賞800万円をゲットした先週「リゾートトラストレディス」最終日に続いて、イーグル賞30万円を手にしたこともある。しかし、何より「ハーフ30って自己ベストな気がします」。実際、3週前「Sky RKBレディス」初日のアウトなどで記録した「31」を更新した。
前週は2位で最終日を迎えて6位に終わるなど、がっちり優勝争いに身を置いた。「もう全身がだるくて」と日曜夜に開催地の福島から東京の自宅に帰って、すぐに寝た。起きたのは翌日の昼頃でたっぷり10時間以上。火曜も休養に努めた。
使い込んだ頭もリフレッシュした。自分の“ホールインワン動画”を「何度も見ました」という。中継の解説を務めた塩谷育代が「やったー!」と叫ぶ場面がうれしかった。「自分のことのように喜んでくださって。もうすごくかわいくて」と大先輩のリアクションに感謝した。
正真正銘の猛チャージで、首位と3打差の2位で最終日を迎える。狙いはプロ3年目のツアー初優勝しかない。「最終日はいつも弱気になって攻めきれないことが多い。先週の最終日はだいぶ“わちゃわちゃ”したけど、明日はショットの調子もいいし攻めていきたい。ベストを尽くしたいです」。愛らしさ漂う“小動物系プロ”が勝負をかける。(新潟県長岡市/加藤裕一)