阿部未悠「800万円ならうれしかったけど(笑)」 大会2度目の4年ぶりホールインワン
◇国内女子◇リゾートトラストレディス 2日目(29日)◇グランディ那須白河GC(福島)◇6500yd(パー72)◇晴れ(観衆2424人)
プロ転向後2度目のホールインワンは、縁の深い大会で再び生まれた。プロ6年目の阿部未悠は実測129ydの後半8番(パー3)で、7Iを握ったティショットをカップに沈めた。「(入ったのは)見えなかった。でもグリーンのそばにいたギャラリーさんがすごい『わーっ』て言ってくれて気づいた」と本人も驚きの一打だったという。
2日目の終盤に飛び出したビッグプレーにも「800万円だったらうれしかったですけどね」と冗談交じりに笑った。各パー3に設けられた特別賞800万円は、最終日の達成者のみが対象。大金獲得とはならなかったが、主催するリゾートトラストから30万円が贈呈された。
阿部にはこの大会での“前例”がある。2022年大会(山梨・メイプルポイントGC)最終日の後半12番(パー3)でホールインワンを決めて800万円を獲得。当時は生涯獲得賞金を上回るビッグボーナスとなり、壊れかけていた移動車の買い替え資金にも充てた。
「4年前にホールインワンして以来入ってなかったので、またリゾートトラストの試合なんだなって。毎年意識はしている。最終日も楽しみにしたい」と、2日後のエース再現にも意欲的だ。
この一打を呼び込んだ背景には、後半の流れの良さもあった。「前半は結構苦しい展開だった」と1つスコアを落としながらも、後半は5番までに3バーディを奪って流れを引き戻し、ホールインワンにつなげる「68」をマーク。通算2アンダーで上位での決勝ラウンド進出を決めた。
2週前の「Sky RKBレディスクラシック」で今季ベストの4位に入るなど状態も上向きつつある。「結構いい感じで回れてる試合も増えてきているので決勝ラウンドも楽しみ。目の前の一打をしっかり取り組んで頑張りたい」。最終日のエースも魅力的だが、まず狙うのは2024年「富士フイルム・スタジオアリス女子オープン」以来の2勝目だ。(福島県西郷村/安平賢太郎)