オーバーパー多発のコース攻略に河本結は闘志「優勝争いよりワクワク」
◇国内女子メジャー◇ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ 3日目(9日)◇茨城ゴルフ倶楽部西コース(茨城)◇6718yd(パー72)◇晴れ(観衆7544人)
難度の高いメジャーセッティングに、思わず顔を伏せたくなるような突風も加わった。フィールドのベストスコアは74となったムービングデー。選手たちが次々とスコアを落としていく中、河本結も「ピン位置も相まってめちゃめちゃ難しかったです。グリーンも硬いし、ストレスは大きかったな」と苦笑いを浮かべた。
それでも前半は粘り強く耐えた。5番(パー5)でバーディを先行。続く8番(パー3)でボギーを喫したものの、多くの選手がスコアを落としていく状況下で前半をイーブンパーで折り返した。
悔やまれたのは後半10番だった。フェアウェイから2mにつけチャンスを作ったが、バーディパットを決めきれなかった。「あそこで流れを切っちゃったかな…」と、その後の11番でボギー、13番でダブルボギーを喫した。「ショットはすごく安定していて良かったけど、それでも難しいなって思う」と、ショットに手ごたえを感じながらも強いられた“耐えるゴルフ”。そんな極限のコンディションで掴んだ14番のチップインバーディは「ラッキーが来たから、よっしゃ!」とガッツポーズが飛び出た。
2バーディ、2ボギー、2ダブルボギーの「76」でまとめ、首位と1打差の通算3オーバー2位で優勝争いに食い込んだ。コースを吹き抜ける強い風と対峙するにあたって、これまでと少し違う感覚だったという。
「優勝争いのワクワクというより、このコースを攻略するワクワク。“勝負”というより“ゴルフ”をすることのワクワクみたいな感覚だった」。純粋にゴルフを楽しみながら、昨年10月「スタンレーレディスホンダ」以来のツアー5勝目をつかみにいく。(茨城県つくばみらい市/安平賢太郎)