ワクワクが止まらない 西郷真央はオープンウィークに「全米女子オープン」会場チェック
◇米国女子◇みずほアメリカズ・オープン 事前(6日)◇マウンテンリッジCC(ニュージャージー州)◇6735yd(パー72)
メキシコでの米女子ツアーをスキップした先週、西郷真央は米カリフォルニア州ロサンゼルスにいた。6月に控えた「全米女子オープン」の会場リビエラCCで数日間にわたってラウンド。およそ1カ月後のメジャー第2戦を見据えてコースチェックを始めた。
連覇がかかった「シェブロン選手権」は思うようなプレーができたとは到底言えない。正直に言えば、会場が優勝したザ・クラブatカールトン・ウッズから同じテキサス州ヒューストンのメモリアルパークGCに移り、直感的に「自分が得意としないレイアウト」と苦手意識がわいた。
周辺の傾斜が強い砲台型グリーンの攻略は課題にしてきた部分。初日に出遅れ、「ショットの内容は予選落ちしてもおかしくないような感じ」で決勝ラウンドに進み、通算4オーバー59位で終えた。「ショットがようやく良くなった最終日はパッティングとかみ合わずスコアを伸ばせなかったのが残念」。苦戦しながら4日間プレーできたことを収穫にした。
次のビッグゲームへ前向きでいられる理由は、リビエラCCでの体験にもある。もともとPGAツアーへの関心が高く、毎年2月の「ザ・ジェネシス招待」の舞台で女子メジャーを戦える。「セッティングはこれからもっと厳しくなるはずなんですけど、レイアウトがすごいコースで楽しみ」と胸を躍らせた。
かつてジャック・ニクラスが“世界最高のパー4のひとつ”と称した10番(ジェネシス招待では315yd、全米女子オープンは305yd設定)も体験し、「センターより左側のピンならドライバーでも大丈夫そう、右ピンなら(距離を)ちょっと残した方がいいかな…。バンカーに入ったほうがラクな時もありますよね」と作戦を練るのが楽しい。「シェブロンのコースよりは(自分に)合いそうな感じがします」と笑った。
依然として調子を上げることに必死な段階で「慌てずに頑張れたら」と自らに言い聞かせるようにうなずく。2週ぶりの試合会場は上空を強い風がひっきりなしに吹きそう。「こうなると自分のしたいスイングをなかなかさせてもらえないことが多い。基本を忘れずに」。目の前のタスクを一つひとつ片付けていく。(ニュージャージー州ウェストコードウェル/桂川洋一)