2026年 富士フイルム・スタジオアリス女子オープン

「初優勝はちょっと涙が出たけど、きょうは…」2勝目をつかんだウー・チャイェンの人生の目標

2026年 富士フイルム・スタジオアリス女子オープン 最終日 ウー・チャイェン
今季初優勝に両手を挙げて喜んだウー・チャイェン(Yoshimasa Nakano/Getty Images)

◇国内女子◇富士フイルム・スタジオアリス女子オープン 最終日(12日)◇石坂ゴルフ倶楽部(埼玉県)◇6580yd(パー72)◇晴れ(観衆5644人)

最終18番、50cmのボギーパットを沈めると両手をあげて控えめのガッツポーズを見せた。ウー・チャイェン(台湾)が5バーディ、3ボギーの「70」でプレー。昨年11月「大王製紙エリエールレディス」以来となるツアー2勝目をあげた。

「この3日間同組の選手がナイスショットを打っていて、それを見て頑張ろうと思った。優勝することができてうれしいです。良いゴルフでした。初優勝はちょっと涙が出たけど、きょうは出てない」

1打差首位から出ると前半5番で3オン2パットのボギーをたたいた。それでも「あせらずに後半も一打一打集中しよう」。11番は155ydから7Iで1mのバーディ。12番も102ydから48度で5mにつけて連続バーディを奪った。16番からも連続でスコアを伸ばして逃げ切った。

オフは地元・台湾で調整に励んだが、3月の開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」は予選落ち。続く「台湾ホンハイレディース」も決勝に進めなかった。多くの知り合いが駆けつけた晴れ舞台だったが、「自分の調子が良くなかった」と振り返る。難コースを攻略できなかった悔しさも今週にぶつけた。

目指すはメジャー初優勝だ。昨年のメジャー4大会は62位(サロンパスカップ)、予選落ち(ソニー日本女子プロ選手権)、41位(日本女子オープン)、35位(ツアー選手権リコーカップ)と上位に食い込めなかった。「メジャーで良い成績を出せるようにしたい」とリベンジを誓う。「人生の目標」と定める年間女王もメジャーでの好成績は欠かせない。

2022年11月のプロテストに合格した22歳。YouTubeを見て日本語を勉強し、好きな日本食はお寿司だ。「日本で過ごすのが大好きですし、楽しいのでつらいとは思わない。食べ物もおいしいし、人も優しいので過ごしやすい」と笑顔で優勝会見を締めくくった。(埼玉県鳩山町/玉木充)

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