パットに泣いて逃げ切り失敗も…佐久間朱莉は優勝→2位→2位を評価
◇国内女子◇Vポイント×SMBC レディスゴルフトーナメント 最終日(22日)◇紫CC すみれC(千葉)◇6731yd(パー72)◇晴れ(観衆3746人)
単独首位から逃げ切りを狙った佐久間朱莉は2バーディ、3ボギーの「73」とスコアを落とし、通算1アンダー2位で開幕戦に続く今季2勝目はならなかった。
1番から2打目の距離感をピタリと合わせてバーディ発進。早々にリードを広げた後は我慢の時間が続いた。ピンの最新モデル「G440 LST」を投入した1Wショットは序盤でわずかに左に飛ぶ傾向があり、大きく曲がるシーンこそないもののフェアウェイキープ率は3日間で最も低い42.85%(6/14)にとどまった。
本人が悔しがったのは、勝負どころのサンデーバックナインで決めきれなかったショートパット。奥から鮮やかなチップインバーディを決めた10番で再び勢いに乗ったと思いきや、12番(パー5)は1.2mほどが右を抜け、15番(パー3)はカップに蹴られて痛いボギーが重なった。「12番のロングからあんまり流れは良くなかった。思ったようにストロークできなかったですし、いいように決まってくれなかった」と振り返る。
「調子のわりには頑張れた」という自己評価が示すように、必ずしも納得の状態とはいかない中でも最後まで気持ちの浮き沈みを見せず、高い集中力で息をのむ優勝争いを演じた。開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」を制して最高の形で始まったシーズン。3試合を通してみれば、前週台湾に続く2位フィニッシュでメルセデスランキング1位の座を快走している。
「開幕からすごくいい滑り出しができているので。今週は特にパターが良くなかったので、そこを突き詰めていけたら」。貫録のロケットスタートを切りつつ、つぶしていくべき課題を冷静に見据えた。(千葉県野田市/亀山泰宏)