ひと味違う2勝目の自信 菅楓華のターゲットはメジャー初挑戦「全英と全米に出たい」
◇国内女子◇Vポイント×SMBC レディスゴルフトーナメント 事前(19日)◇紫CC すみれC(千葉)◇6731yd(パー72)
前週「台湾ホンハイレディース」でツアー2勝目を挙げた菅楓華が得たものは大きかった。「3日目に(スコアを)大きく伸ばして、最終日も崩れないように頑張れたので、すごい自信になりました」。3日目の「68」で単独首位に躍り出ると、最終日も「69」をマークしてただ一人のアンダーパーフィニッシュで後続に6打差をつけた。
初タイトルをつかんだ昨年「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」は最終日2打差10位スタートから混戦を抜け出す逆転Vだった。「いままでは単独首位でスタートしてもスコアを落とすことが多くて…」。開幕3試合連続で最終日最終組を回った昨季だが、そのうち2試合は首位から逃げ切れなかったもの。“トラウマ”を払しょくするような勝ちっぷりを「初優勝の時とはまた違ううれしさもあった」と振り返る。
順調なスタートを切ったシーズンで新たな挑戦を見据えている。「一番は全英と全米に出たいっていうのがあります」。まだ見ぬ海外メジャーの舞台を経験し、自らの力を試したい。
現在世界ランキング61位で、6月「全米女子オープン」(カリフォルニア州リビエラCC)の出場資格のひとつであるランク75位以内(3月23日時点)をクリアすることは確実。8月「AIG女子オープン(全英女子)」(イングランド・ロイヤルリザム&セントアンズGC)は、昨年実績なら6月の国内ツアー「宮里藍サントリーレディースオープン」の上位2人と同大会終了時点のメルセデスランキング上位3人、または大会開幕1カ月前の世界ランク50位以内で出場することができた。
まずは2位につけるメルセデスランキングでトップの昨季年間女王・佐久間朱莉に食らいついていく覚悟。アンダーパーで終えた選手が9人だけだった前年大会は、首位と9打差ながら2位に入った。「しっかり切り替えながら、頑張っていかないといけない。ここもすごく難しいんですけど、気持ちの面ではまだこっちの方が(台湾より)ゴルフを楽しめる」。2勝目の自信をひっさげ、2連勝を目指す。(千葉県野田市/安平賢太郎)