2025年 ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ

葭葉ルミは今季初の緊張感? 「細川和彦さんの前でいいショットしたいなって…」

2025年 ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ 2日目 葭葉ルミ
葭葉ルミが1打差2位に浮上して大会を折り返した

◇国内女子メジャー◇ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ 2日目(9日)◇茨城ゴルフ倶楽部 東コース◇6675yd(パー72)◇曇り(観衆4629人)

葭葉ルミが2日目をスタートした10番のティイングエリアには、この茨城ゴルフ倶楽部をホームコースとする男子プロ・細川和彦の姿があった。「なんか、細川さんの前でいいショットしたいなって気持ちが強くて、ちょっと緊張しました」と笑う。

広告の後にも続きます
広告の後にも続きます
2025年 ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ 2日目 葭葉ルミ
9年ぶりの優勝を狙える位置

しっかりパーで滑り出しても、初日を3打差5位と好発進して迎える2日目のプレッシャーなのか、なかなか心が落ち着かない。「特に最初の3ホールくらいは、ボギーを打たないようにしようっていうのもあって。久しくない緊張感でしたね…“去年ぶり”くらい?」。おどけたように言ったが、QT(予選会)ランキング29位からのシード返り咲き、そして2016年「ニッポンハムレディス」以来9年ぶりのツアー2勝目を狙う立場。今季ここまでの6戦も「1試合、1打をムダにしないようにプレーしていた」とうなずく。

2025年 ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ 2日目 葭葉ルミ
ハードセッティングを楽しむ

ハードなメジャーセッティングでフィーリングが研ぎ澄まされ、ゲームを楽しむマインドに切り替わっていく感覚が心地良かった。過去4大会の東コースでのプレーは54位だった2016年が唯一の予選通過だったが、15年の「全米女子オープン」では14位に入るなどタフな戦いは嫌いじゃない。「こういうコースコンディションだと、絶対に経験値が必要。私がルーキーでツアーに出ていた時は、もっとグリーンが硬かった。(これでも)逆に止まる方だなって」

2025年 ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ 2日目 葭葉ルミ
32歳になっても飛距離は健在

攻めと守りの駆け引きこそ、経験を発揮できる場面。初日のティショットは4Wで刻んだ1番(パー5)も、この日は右からフォローの風を感じて1Wを強振した。2打でグリーン近くまで運んで難なくバーディ。今季ドライビングディスタンス4位(255.31yd)につける32歳の飛ばし屋は、自らの武器を使う場面をしっかりと心得ている。

「70」で通算5アンダー首位と1打差2位に浮上。3日目は単独トップの藤田さいき、2位で並ぶ金澤志奈とともに最終組をプレーする。(茨城県つくばみらい市/亀山泰宏)

この大会の画像をすべて見る
広告の後にも続きます
広告の後にも続きます
広告の後にも続きます

アクセスランキング

  • 総合
  • ツアー
  • レッスン
  • ギア情報

SPECIALコンテンツPR

特集記事PR

こちらもおすすめ

GDOサービス

GDOのサービス